りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

ギザ10。

2013-06-19 | Weblog
先週の土曜日は、小学校時代の仲間たちとの飲み会だった。

2年前のGWからはじまったこの幼なじみたちの集まりも、
不定期ながらも年2回程度開くのが恒例になりはじめた。

時間的には夕方から日付が変わる頃までだったのだが、
まぁ、みんな喋りに喋った。
でも、その話の内容はいつもほとんど同じ。

幼い頃の話:40% くっだらない話:40%
近況・家庭の話:15% 真面目な話:5%
仕事の話:0%
・・・・といったところだろうか。

見事に建設的でも生産的でもなかった(笑)
まぁ、何十年過ぎても、会えば一瞬にして一緒に遊んでいた
何も知らなかった子どもの頃に戻ってしまうのだから、
それは仕方がないことなのかも。

シンガーソングライターの馬場俊英の歌に「ギザ10」という歌がある。
なんだかその歌を、ふと、思い出した。

昔を振り返って、その頃を過ごした連中と会うことが、以前ほど面倒でも
苦痛でもなくなり、むしろ世知辛い日常の“小休憩”ように感じはじめたのも、
いつの間にか、ボクらもそれ相応の年齢になったからかもしれない。

-----------------------------------------------------------------------

●馬場俊英「ギザ10」

錆びた鉄くずや ギザギザの十円玉
青く光るビー玉と プロ野球カード
詰め込んだ 押し入れの段ボール

どれだけ大人になっても 忘れられないことがある
偉い人になれたって バカなやつだと言われたい
オレも おまえも あいつも どうしようもないって
あの娘があきれたっけな

橋を越えて 川の向こうの森の 秘密基地へ
幻のクワガタを 今日はきっと
見つけると 誰かがつぶやいた

どれだけ大人になっても 失くしていないさ夢を
もう一度 勇気を出して 探しに行こうよ 今日も
クルマの川を越えて 口笛を吹いて ビルの森へ

死んでしまった友達に 最後に会った あの夜に
もしも戻れるなら ダメなやつだって 抱きしめて 笑ってあげたいよ

どれだけ大人になっても 忘れたくないことがある
デコボコ道 歩いても あきらめない あの夢を

どれだけ大人になっても 忘れられないことがある
偉い人になれたって バカなやつだと言われたい
オレも おまえも あいつも どうしようもないって
あの娘があきれたっけな

バカみたいだって あの娘が笑ったっけな

●馬場俊英「ギザ10」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする