りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

がんばるけん。

2014-09-16 | Weblog
連休の前半、ワタシは広島にいた。
最初に勤めた会社の同期の連中と2年ぶりに再会した。

20代のはじめの頃に一緒に働いていたワタシたちも、気がつけば40代半ば。
一緒に働いていた20数年前はもちろん、まだ20代の余韻が色濃く残っていた10年前くらいまでは、
会って口を開けば、くだらない本当にくだらないバカ話ばかりだった。
それがいつの頃からか、健康の話とか下の世代との違和感とか、そんな話が増えてきたような気がする。
まぁ、見方によってはみんな順調に年を重ねている証拠なのかもしれない(笑)

以前はそんなことは思わなかったのだけど、こういった仲間が存在していることは、実はとてもありがたいこと
なのではないかと、最近になって思うようになった。
彼らは仕事仲間ではない。かといって、おそらく友だちでもない。
そんな説明しがたい希有な人間関係だからこそ、会えばそこから見えてくるモノもあるような気がする。
社会に出て以降、長い時間をかけて何を得て何を失ったのか・・・そんな大仰なことを考えることなんて
ふだんは滅多にないのだが、彼らに会うと、そういうことを無意識のうちに考えてしまうのかもしれない。

5年後、10年後も、今までと同じように彼らと会えるだろうか。
そのためには、世知辛いこの世の中で、しっかりと自分の両足で立っていなければならないのだろう。
気がつけば、ワタシたちも何があってもおかしくはない年齢になってしまった。
これからも彼らと堂々と会えるような、そんな人生を歩いていかなければ・・・。



広島の歓楽街・流川で飲んだのも久しぶり。
おそらくワタシは、すでに身も心も田舎ナイズされてしまっているようだ。
広島で暮らしていた頃は、新宿やミナミと比べて“地味な街だよなぁ”と思っていたのに、深夜まで人がごった返し、
不夜城のような煌びやかな街の風景に、ちょっと緊張している自分がいた。
やっぱり、順調に年を重ねているのだ(笑)

石井杏奈「がんばるけん」
コメント
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