りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

浜田省吾と重松清。

2015-01-24 | Weblog
「小説すばる」を、本屋で購入した。

文芸誌を買うなんて久しぶり。
読みたい小説があれば、その文庫本を購入するか図書館で借りるかが常なので。

そんなワタシが今回、文芸誌を購入した理由は、これ↓



浜田省吾のロングインタビュー。
聞き手は、直木賞作家・重松清。

これは、「小説すばる」で連載されていた重松清の小説「アゲイン」の映画化記念の企画とのこと。
その映画の主題歌が、浜田省吾の「夢の続き」という新曲なのである。
ちなみにこの新曲、浜田省吾にとっては実に10年ぶりの新曲となる。

そういえば、約10年前の浜田省吾のコンサートツアーのパンフレットに、重松清が寄稿文を書いていた。
その寄稿文によると、重松氏も長年&熱烈な浜省ファンなのだそうだ。

歌と小説、表現のカタチは違えど、両者の作品には通底するモノがあるような気がする。
それが何かを具体的に説明するのは難しいけれど、ワタシの周りでも、もうすっかり大人になり、家庭も仕事もしっかり背負っている男は、だいたいこの二人の表現者の作品にはのめり込んでいるように思える。

もちろん、ワタシも。どっぷりと(笑)

だから今回のこの企画は、両者のファンからしてみれば、もうインタビューなんかではなく、世の中の中年男たちの指針となるような対談そのものだ・・・とエラソーな大風呂敷を広げましたが、実はまだ読んでいないので (^_^;)
このブログを書き終えたら、読みたいと思います。



ところで、少し話は変わるけど、先週から重松清原作のドラマ「流星ワゴン」がはじまりましたね。

今週は公私に限らず、顔を合わせた同世代の男性から「見た?」と尋ねられることが多かった(笑)
もちろん、ワタシも見ました。
原作を何度も読んでいる人間としては、どーしても重箱の隅をつつきそうになるのだけど、まぁ、とりあえずは面白かったかなと。
主人公の故郷の舞台が、隣の街の福山市鞆の浦ということもあって、妙な親近感も湧いてきたし。
キャスティングも、絶妙だと思った。
特に父親の忠さん役の香川照之や橋本さん役の吉岡秀隆は、原作を読んでいる時から、ワタシの頭の中にも彼らが存在していた(笑)
うん、彼ら以外のキャスティングは考えられない。

それにしても、第1話の段階で、“そこまで進んでいいのかよ?”とこっちが心配してしまうほど、原作のストーリーのかなり部分を放送していたような気がする。
これから先、もしかしたらドラマだけのオリジナルエピソードやストーリーを加味することになるのだろうか。
う~~ん、大丈夫かな?
重松清の愛読者にはこの作品に心酔している人も多いから、そうなったら厳しい目で見るようになってしまうかも。

まぁ、そういった意味も含めて、毎週日曜日の夜は最終回まで楽しみにさせてもらいましょうか。
コメント (2)
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