祈りの月。

朝からデタラメに熱い。

誤字ではない。
“暑い”ではなく、本当に“熱い”。

さて、8月。

今年は、終戦から、70年。
そして、日航機墜落から、30年。

広島県民としては、やはりこの時季になると、原爆記念日が頭の真ん中辺りに浮かび上がって来る。
今年は原爆投下からも、70年だ。

それから、もうひとつ。
昨年の広島土砂災害から、1年。

時間を大きく隔てたながらも、8月の広島で起こった、この２つの出来事。
本人は直接被害を受けていなくても、広島県民ならばおそらく大半の人が、それぞれの人間関係の中でその当事者であったという人に必ずつながる。
ワタシも親戚を原爆で亡くしたし、土砂災害では知人のご両親が亡くなられた。

だからか、今年の8月は例年よりも真摯に過ごさなければ・・・という気持ちになる。
いつもは猫背気味の背筋も、少し伸ばして。
いつもはよそ見ばかりしている視線も、まっすぐにして。
ふだんはのんべんだらりと生きているけど、たまにはそんなふうに、静かに祈りを捧げる時があっても、いい。

それにしても・・・・・・・熱い (-_-;)

『八月の歌』浜田省吾