りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

ダニから、ホタルへ。

2015-08-28 | Weblog
先日。
起床したら、腕や腹に赤い点々が付いていた。

数えてみたら、計8カ所。
かゆい。ヒジョーにかゆい。
寝ている間に掻きむしったのか、場所によっては血がにじんでいる箇所もある。

最初は蚊に刺されたのかと思ったが、どうも斑点の形状が違う。
どうやら、ダニに噛まれたようだ。
寝室は和室なので、畳にダニが発生したのだろう。
布団はちゃんと干しているし、掃除もきちんとしていたはずなのに・・・・(-_-;)

同じ部屋で寝ている家族に尋ねた。
みんな、大丈夫か?

すると、一様にキョトンとした表情。
どうやら、一カ所も噛まれていないらしい。

なぜだよ?

俺の布団にだけダニが発生したのか?
それとも、俺が布団を敷いている下の畳にだけダニが暮らしているのか?
それとも、ダニも噛む相手を選ぶのか?
体質か?
性別か?
年齢か?
それとも、加齢臭か(笑)?

いずれにしても、ダニを退治して寝る場所を確保しなければ。
畳に上に布団を敷けないからといって、床の間に布団を敷くわけにはいかないだろ。
で、押し入れの奥からこれを引っ張りだして来た。



畳に針を突き刺して、噴射。噴射。噴射。
畳の奥の奥まで殺虫剤が行き渡っているこの感覚。
もちろん肉眼では確認できないが、畳の中でのうのうと暮らしていたダニどもが、突然の攻撃に驚き混乱し、そして滅んでゆく様を想像すると、けっこう適度なストレス解消になる(笑)

一畳につき6カ所。
6畳間なので、計36カ所に噴射。
その夜、いつもの定位置に布団を敷いて眠りにつき、翌日起床して全身を確かめてみたが、一カ所も噛まれた痕はなかった。



勝った(笑)



今回、ダニアースを噴射している最中、ワタシの頭の中では、野坂昭如のダニアースのCMがずっとリフレインしていた。



畳の被り物をして「ダニア~~~ス!」と声を裏返して商品告知をする直木賞作家。
大昔の「ソ,ソ,ソクラテスかプラトンか」にしてもそうだけど、この御仁のようなアナーキーな作家はもう出てこないかも知れない。
そういえば、最近見ないなぁと思ってネットで調べてみたら、数年前に体調を崩されて療養中とのことだった。
ご快復を祈念いたします。

野坂氏つながりで、もうひとつ思い出した。

終戦記念日の前日、テレビで野坂氏原作の「火垂るの墓」を放送していた。
最初から最後までちゃんと見たのは、実は今回が初めてだった。



泣いた(T0T)



まだこういった作品に触れる琴線が自分の中にあったことに自分自身で驚いたけれど。
心が柔らかいのか、それとも、歳を取ったからのか。
まぁ、どちらにしても、平和な世の中の方が良いです。

・・・と、話がダニからホタルへと変わったところで、今日の日記は終わります(笑)
コメント
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