連休最後の日の、もう後は寝るだけの時間。
突然、家の外から爆発音が。
なんだ?と思って、窓を開くと、窓の外にオレンジ色のきのこ雲。
一瞬、なんだか分からなかったが、ワタシが理解するよりも先に、遠くから続々と近づく赤色灯とサイレン。
火事だった。
しかも、直線距離で約200m。
すぐに自転車に飛び乗って家を出た。
どこだ?
あの方角には、スーパーがあった。
それとも、最近その隣に出来たドラッグストアか?
もうすでに、人だかり。
自転車を降りてオレンジ色に染まっている場所の指呼の距離まで近づいた。

火事は、スーパーの隣のタクシー営業所だった。
車庫が燃えている。
バスとタクシーが物凄い勢いで炎を上げていた。
ガソリンが燃えているのか、時々、小さな爆発音が起こる。
火勢があるからか、顔が火照りはじめた。
大丈夫かよ⁉︎
周囲にはワタシのような野次馬が数十人。
みんな呆気にとられた顔で、燃えあがる炎を眺めている。
しばらくすると遠くにいた1台のパトカーが、我々の前まで徐行しながら近づいてきて、スピーカーから声が響いた。
「現場には、クルマが多数あります!爆発しています!早く逃げてください!」
こういう時、みんな「自分は大丈夫」と、根拠もなく思ってしまうのだろうか。
見事に、誰も逃げない。
スピーカーの声が次第に感情的になりはじめた。
「爆発してる!逃げなさい!逃げろっ‼︎」
何人か渋々と移動をはじめた。
ワタシも自転車を押してゆっくりと歩きはじめた。
それでも、まだ頑として逃げない連中が大半。
だが、その中の一人が現場の真後ろを振り向いて「やべ、危ないわ、ここ」と言ったとたん、留まっていた人間全てが我れ先に一斉に動き出した。
ワタシ達のいた場所の真後ろは、ガソリンスタンドだった。
先ほど帰宅した。
サイレンの音は止んでいる様子。
煙はまだ昇っているが、白い煙に変わっている。
早く鎮火しますように。
突然、家の外から爆発音が。
なんだ?と思って、窓を開くと、窓の外にオレンジ色のきのこ雲。
一瞬、なんだか分からなかったが、ワタシが理解するよりも先に、遠くから続々と近づく赤色灯とサイレン。
火事だった。
しかも、直線距離で約200m。
すぐに自転車に飛び乗って家を出た。
どこだ?
あの方角には、スーパーがあった。
それとも、最近その隣に出来たドラッグストアか?
もうすでに、人だかり。
自転車を降りてオレンジ色に染まっている場所の指呼の距離まで近づいた。

火事は、スーパーの隣のタクシー営業所だった。
車庫が燃えている。
バスとタクシーが物凄い勢いで炎を上げていた。
ガソリンが燃えているのか、時々、小さな爆発音が起こる。
火勢があるからか、顔が火照りはじめた。
大丈夫かよ⁉︎
周囲にはワタシのような野次馬が数十人。
みんな呆気にとられた顔で、燃えあがる炎を眺めている。
しばらくすると遠くにいた1台のパトカーが、我々の前まで徐行しながら近づいてきて、スピーカーから声が響いた。
「現場には、クルマが多数あります!爆発しています!早く逃げてください!」
こういう時、みんな「自分は大丈夫」と、根拠もなく思ってしまうのだろうか。
見事に、誰も逃げない。
スピーカーの声が次第に感情的になりはじめた。
「爆発してる!逃げなさい!逃げろっ‼︎」
何人か渋々と移動をはじめた。
ワタシも自転車を押してゆっくりと歩きはじめた。
それでも、まだ頑として逃げない連中が大半。
だが、その中の一人が現場の真後ろを振り向いて「やべ、危ないわ、ここ」と言ったとたん、留まっていた人間全てが我れ先に一斉に動き出した。
ワタシ達のいた場所の真後ろは、ガソリンスタンドだった。
先ほど帰宅した。
サイレンの音は止んでいる様子。
煙はまだ昇っているが、白い煙に変わっている。
早く鎮火しますように。