りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

妻の靴。

2015-09-30 | Weblog
今年の1月から、市役所の臨時職員として働いていたワタシの妻。

今日、9月末日をもって、退職となった。

別に不祥事を起こしたわけでも、家庭の事情による自主退職でもなく。
なんでも、市役所独自ルールで、臨時職員は雇用期間がキッチリと決まっているそうだ。

妻にとって市役所での仕事は、以前勤めていた職場よりも、格段に働きやすい職場だったようだ。
別に、事細かく妻に尋ねたわけではないが、今年に入ってからの彼女の言動や立ち振る舞いやちょっとした表情から、そんな空気を感じていた。
実際、今日、先に帰宅していた妻にそれとなしに訊いてみたら、ちょっとした燃え尽き症候群になったのか、次の仕事を探すことに対して多少億劫気味になっているような事を言っていた。

良い事と悪い事は、順番に訪れる。

世の中にはそんな考え方があって、ワタシ自身、長年その考えの信奉者なのだけど、仮に今日で終わった妻の仕事が「良い事」だったのならば、次の仕事は、どうか「悪い事」にならないように祈りたい。



写真は、玄関にあった妻の靴。
毎日この靴を履いて仕事に出かけていた。

いつもなら、帰宅した時キチンと並んで脱がれているはずの靴が、今日は片方だけ倒れていた。
それだけ徒労の最終日だったのか、それとも、充実感と解放感に満ちた最終日だったのか。

この後、会話を交わしたけど、どうやら後者だったようにワタシには思えた。

とりあえず、お疲れ様でした。
コメント
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