りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

Yes-Noまくら。

2015-10-23 | Weblog
保育所に通っていた頃、ワタシのクラス担任だった先生が結婚した。

当時5歳だったワタシは、結婚した人は、必ず「新婚さんいらっしゃい!」に出なければいけないのだ、と信じ込んでいた。
だから、先生が結婚されてからしばらくの間、ワタシは毎日曜日の午後になると、テレビの前に座って先生ご夫婦が出てくるのを今か今かと待っていた。
そんなワタシに「先生は応募していないからテレビには出ないんだよ」と諭すように優しく教えてくれたのは、幼児の分際で毎週毎週真剣に「新婚さんいらっしゃい」を見入っている我が子を心配したワタシの両親だった(笑)

それから20年後。

20代半ばになった頃、ワタシよりひと足先に結婚した友人が、「新婚さんいらっしゃい!」に出演することになった。
結婚の記念に気軽に応募したところ、あれよあれよと予選をパスして出演が決定してしまったそうだ。
彼とは今でもたまに会うのだけど、酒が入って酔いがまわってくると、赤ら顔でVサインのように指を2本立てて必ずこう自慢する。

「普通、三枝さんは1回しかコケてくれないけど、オレの時は、2回コケてくれた」

きっと彼は、これからもこの出来事を誇りに生きてゆくのだろう(笑)

ちなみに、ワタシが「Yes-Noまくら」の意味を知ったのは、20代になってからだった。
・・・こう見えて、オクテなのです (*^_^*)

そんなことを思い出したニュースでした(笑)

●文枝師匠とコケて40年、実は同じ椅子だった 新婚さんいらっしゃい! 美術担当が語る数奇な運命
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151023-00000002-withnews-ent
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