りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

爆弾処理。

2015-12-13 | Weblog
我が家の給湯器は、灯油式である。

10年前にこの家を購入した時に、水道会社を経営している友人に水まわりをリフォームしてもらった際に取り付けてもらった。

当時は、今のようにエコ給湯器はまだ普及していなかった。
石油の価格が今よりも低くて、「給湯器」といえば灯油式が主流だったように記憶している。
実際、取り付けてくれた水道屋の友人も「給湯器といえば、灯油だろ」というセールストークをワタシにしていた。
ちなみに、彼が「給湯器といえば、エコに決まってるだろ」というセールストークを口にしはじめたのは、その翌年あたりからだったが(笑)

そんなふうにして取り付けた給湯器だったが、最近、調子がおかしくなった。

追い炊きのボタンを押しても機能せず、“キュイーンキュイーン”という空回りしているような音がするだけ。
家族が寝静まった夜遅くにこの音を耳すると、このまま爆発してしまうんじゃないかと、ぬるま湯の浴槽の中で不安に襲われる。
もしも本当に爆発してしまうと、ワタシは人生の最期を全裸で迎えてしまうことになる。

それだけは、なんとしても避けなければ(笑)

マジメな話、季節的にこれからますます寒くなるので、このままでは困る。
なので、水道屋の友人に先週連絡したら、昨日、さっそく業者さんが修理に来てくれた。

業者さんは家の裏にある給湯器を慣れた手付きで分解すると、修理をはじめた。
「こりゃ、経年劣化ですね。よくあることです」
やはり、餅屋は餅屋。
業者さんはそう言うと、淡々と作業を続けた。



給湯器の内部を見たのは、初めてだった。
ここまで精巧な仕組みになっているとは思わなかった。
赤や黄色のコードがウジャウジャと繋がっていて、根っからの文系のワタシには、それらを手際よく修理している業者さんの様が、まるで本当に爆発寸前だった爆弾の処理をしているように見えた。

修理は昼過ぎに始めて、夕方に終了。
後日、あらためて水アカの清掃やら何やらといった周辺の作業をするとのこと。

とりあえず、これで夜中に爆発する心配はなくなったようなので、ひと安心(笑)
コメント
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