りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

ひとすじの光。

2018-12-30 | Weblog
おそらくこれが、2018年、最後のブログ更新です。



今年もいろんなことがあった。
父をはじめ、例年にも増してたくさんの大切な人を見送った。
地域的には、豪雨に断水、そして猛暑。
そういえば、春先には逃走犯の立てこもりっていう事件もあった。
あれのおかげで、ワタシの暮らす島が不本意なカタチで全国に知れ渡ってしまった(笑)

娘の大学進学をはじめ、嬉しい出来事もたくさんあったはずなのだけど、それでも今年は、相対的にネガティブな出来事の方が多かったような気がする。

だからといって、ワタシ自身もうつむき加減で生きていたというわけではなく、むしろ、そういう1年だったからこそ、極力普通に生きていこうとしていた。
それは、ワタシが少しは成長してタフになったからなのか、それとも疲れ果てて心が鈍感になったからなのか分からないけれど、とにかく、ちょっとでも頭を垂れてしまったら、その途端に歩みを止め、その場にしゃがみ込んで動けなくなってしまう・・・そんな心境だったことは確かだと思う。
だから、できるだけ平常心で暮らすように心がけていた・・・あえて振り返ると、今年のワタシはそんな感じだったような気がしている。

毎年、その年の最後のブログには、“まぁ、来年も良いコトもあれば悪いコトも起こるだろう。それでもこのブログのタイトルのように徒然なるままに生きていきます”・・・といった旨の文章で締めていた。
それは紛れもなくワタシの本心だし、そして、おそらく来年の暮れもそう思って生きているだろうと思う。
だけど、今年だけは、ちょっと違うことを言わせてくれ。



〈来年は、良いコトだけが起こってくれ〉



今年、79才の父を見送って以降、同じDNAを持つワタシに残された時間も、たぶんそれくらいまでなんだろうなぁと、おぼろげながらも自分の寿命について現実的に意識するようになった。
しかしもし本当にそうならば、一生に一度くらい、良いこと尽くめの1年があったって、罰は当たらないだろう(笑)
だから来年は、楽しすぎてあっいう間に過ぎるような一年であってほしい。
切に、そう願う(笑)

来年、ワタシは、いよいよ大台になる。
生まれて、半世紀。
奇しくも、元号も変わる。
年齢も時代も変わるからといって、ワタシの中身も大きく変わる気配はまったくないが(笑)、せめて、ひとすじの小さな光を見つけられたら・・・そう思う。

最後に、この歌を。
ちょうど10年前、よく聴いていた曲。
当時は、まるで自分のテーマ曲のように思えていた。
もうとっくに40歳は越えてしまったけど、久々に聴いたらやっぱり元気をもらえた。

そんなに大した人間ではないし、まして自分がこの歌の歌詞に出てくるような〈勇敢な冒険者〉だなんて思ったことはないけれど、それでも自分なりに、これからも向かい風に立ち向かっていけたら、と思う。

今年もこのブログを読んでいただき、ありがとうございました。
来年がみなさまにとって良い年になりますように。

●「人生という名の列車」~馬場俊英~
コメント
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