林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

愛と青春の旅立ち-四国完乗の旅9.

2015-05-07 | 鉄道・旅行
 9.寝台特急「サンライズ瀬戸」-さよなら四国

特急「サンライズ瀬戸」は東京と高松を結ぶ寝台電車による夜行特急である。
充当される車両は285系直流電車で、同じ直流区間のみを走る「サンライズ出雲」と、
岡山駅で分割併合して、東京から岡山までは14両編成で運転される。
特急「サンライズ出雲」は18:55に出雲市を出て伯備線経由で山陽本線に至るが、
岡山到着は22:29になってしまうため、それに合わせてダイヤを組むと、
岡山までの距離の短い「サンライズ瀬戸」は高松を出発するのが21:26になってしまう。

改札を潜ると既に9番線には「サンライズ瀬戸」285系7両編成は停車していた。
部屋に荷物を置いて閉まる直前のKioskでビールを購入する。



今回は禁煙室が取れなかったのでやむを得ず喫煙室を予約したのだが、
机の片隅に灰皿が設置されている以外は禁煙室とは変わらず、
危惧していた煙草の匂いも全く感じないくらいきちんと清掃されていた。
A寝台「シングルデラックス」はベッドとほぼ同じ居住スペースが確保されている。

ベッドは窓側に線路と平行に設置されている。



通路側には机と椅子があり、机の上にはアメニティーセットとシャワーカードが置かれている。



正面には洗面台があり、その上は全面鏡になっている。



シャワー室は10号車と11号車に設置されているが、
10号車が車掌からシャワーカードを購入して使用するのに対し、
A寝台「シングルデラックス」の利用者は最初からシャワーカードがあり、
11号車のシャワー室はこのシャワーカードでないと利用できない。



寝台特急「サンライズ瀬戸」は21:26に高松を出て瀬戸大橋を渡って本州に入り、22:22に岡山に到着する。
到着と同時に8号車の前面扉が開き、貫通路が引き出される。



出雲市から来る「サンライズ出雲」と7分の間に連結して14両編成の列車となる。
「サンライズ出雲」も少し距離を置いた場所に停車し、前面貫通扉を開く。



お互いの貫通扉を開きながら「サンライズ出雲」が微速前進して連結する。
連結してから4分で岡山を出発する。
岡山で連結を見るまではビールを押さえていたため、戻ってから残りを飲む。
ビールがぬるくなる前に早めに飲んだため、列車の揺れも手伝って酔いが回った。
翌朝5:00p.m.頃起床してシャワーを浴び、昨日買った駅弁を朝食として喰う。
07:08に東京駅に到着し、07:24の総武快速線に乗り換える。
疲労が溜まっていたので贅沢してグリーン車で津田沼まで行き、緩行線に乗り換えて帰る。

今回の旅で四国の旅でJR四国の未乗車区間の予讃線の愛ある伊予灘線と鳴門線、
伊予鉄道郊外線全線と高松琴平電気鉄道全線を乗り潰し、
四国のJR、私鉄、第三セクターの全線を乗り潰しが完了した。
これで四国の鉄道を制覇し、暫くは訪問する理由も見つからなくなってしまった。

さよなら四国。
コメント
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