10.阪神電鉄大物の駅取材と大物公園のD51形
東海道新幹線「のぞみ1号」は定刻08:22に新大阪に到着した。
中間改札で在来線に出て、隣の大阪まで行く。
購入した乗車券は「幕張→大阪市内」で、
この切符で大阪まで行き、御堂筋口から外に出る。
ここから阪神の大阪梅田駅まで移動するが、
途中少し迷ってしまった。
大阪梅田の地下は何回も来ている筈だが、
いつ来ても迷子になる。
“難波の魔の力”が働いているのだろうか。
どうにか阪神大阪梅田駅にたどり着き、
有人改札口で阪急阪神1dayパス 1,300円を購入する。
プリペイドタイプのカード式の切符で、
阪急阪神ホールディングス傘下の、
阪急電車全線、阪神電車全線、神戸高速全線が、
1日間有効になるものである。
裏面には最初の乗車記録だけが残る。
この切符で阪神大阪梅田駅を入場し、
まずは大物まで行き、大物公園の保存SLを取材する。
大物は普通しか停車しないため、
普通に乗り込んだつもりだったが、
発車番線を間違えて08:55発の区間快速に乗り込んでしまった。
仕方が無いので千船で下車して、
後続の普通に乗り換え大物まで行く。
阪神電鉄大物駅は単式ホーム2面2線と島式ホーム1面2線の、
計3面4線の高架ホームを有する本線及び阪神なんば線の駅である。
尼崎から大物の間は並立区間として二重戸籍という扱いになっている。
島式ホームを単線ホームが挟んでいるため、
相対式2面2線と島式1面2線とも云える。
単式ホームの1番線は本線上りが使用、
島式ホームホームの2番線は本線下り、
3番線は阪神なんば線上り、
単式ホームの4番線は阪神なんば線下りが使用する。
本線下りと阪神なんば線上りは対面乗り換えが可能である。
因みに「大物」は「だいもつ」と読む。
駅取材してから近接する大物公園まで行く。
ここにはD51形8号機が静態保存されており、
これを取材したかった。
保存状態を良くするために仕方が無いことかもしれないけれど、
鉄格子に覆われていて、上手く撮影できなかった。
これを取材してまた大物駅まで戻り、
尼崎センタープール前を目指す。
通過した回送列車8000系には、
「2023 NIPPON CHAMPIONS Tigers」と書かれていた。
阪神がオリックスとの日本シリーズ関西対決を制し、
38年ぶりに日本一になったのは2023年11月5日で、
まだアレの余韻が覚めやらぬ時期だ。
親会社の阪神電鉄も盛り上がっているのだろう。
※参考:阪神タイガース公式ホームページ https://hanshintigers.jp/