入院生活
2009-01-22 | 日記
1月13日から千葉県がんセンターに1週間入院した。
多少の検査と抗癌剤治療のためである。
これはもともと予定されていた入院で、そのため事前に十分準備する時間はあったのだけれど、
それでも初めての入院だったし、戸惑うことも多かった。
一番強く感じたのは、“暇”ということだった。
治療中はまだいいのだが、ほかに十分に自由時間がある。
それでも自宅ではないので手元にパソコンはないし、
やることがなくなってしまった。
入院生活とはこれほど退屈なものかと実感した。
4人部屋の窓際だったのだが、夕暮れの景色がもの悲しかった。
この景色を見ながら、松山千春の「窓」という歌を思い出していた。
治療は入院の翌日からで、
まずは抗癌剤3剤と副腎皮質ホルモン剤の併用療法であるCHOP療法の点滴を行う。
翌日から副腎皮質ホルモン剤を4日間、経口投与される。
この時が一番暇を持て余してしまった。
一日のうちでやるべきことは食後に9錠の錠剤を飲むだけで、
あとは定期の検温と血圧、血中酸素濃度と脈拍の測定しかない。
本を持ち込んだが、やはり飽きてしまい、
家族に着替えを持ってきて貰う時に買ってあった「鉄道ファン」を持ってきて貰った。
書いてある記事は完読した。
一つの雑誌をここまでちゃんと読んだのはたぶん初めてかもしれない。
19日にはリツキサンというモノクローナル抗体療法を点滴で行う。
これは点滴で副作用に配慮して点滴速度を変えながら行った。
副作用止めのソルコーテフやポララミンを落としたあと、
最初は50ml/hからはじめ、
血圧や副作用の発言の有無を確認し、100ml/h、200ml/hと速度を上げていく。
点滴速度の調整は輸液ポンプで機械的に設定できるようになっている。
リツキサン自体の副作用はそれほど強く出なかったので、
翌日には退院の許可が出た。
入院期間中は朝、昼、晩と院内給食で、正直云って辟易した。
メニューは毎日変わるのだが、味付けは所詮病院食であることには変わりない。
メニューは朝食と昼食に限って、ご飯食とパンやパスタを選択できるのだが、
それは3日前までに申告しなければならず、
治療前の副作用が出る前は御飯食の方が喰いたいと思っていたので御飯食を選択して申告したのだが、
実際に点滴後に嘔吐感などの副作用が出てくると御飯食はちょっときつい。
それでも我慢して御飯食のまま1週間過ごすことになってしまった。
今は配膳ワゴンが工夫されていて、トレーの半分は冷やして半分は暖められるようになっている。
それでも味噌汁などは“熱い”というよりは“ぬるい”という感じで、
あまり美味いとは感じられなかった。
多少の検査と抗癌剤治療のためである。
これはもともと予定されていた入院で、そのため事前に十分準備する時間はあったのだけれど、
それでも初めての入院だったし、戸惑うことも多かった。
一番強く感じたのは、“暇”ということだった。
治療中はまだいいのだが、ほかに十分に自由時間がある。
それでも自宅ではないので手元にパソコンはないし、
やることがなくなってしまった。
入院生活とはこれほど退屈なものかと実感した。
4人部屋の窓際だったのだが、夕暮れの景色がもの悲しかった。
この景色を見ながら、松山千春の「窓」という歌を思い出していた。
治療は入院の翌日からで、
まずは抗癌剤3剤と副腎皮質ホルモン剤の併用療法であるCHOP療法の点滴を行う。
翌日から副腎皮質ホルモン剤を4日間、経口投与される。
この時が一番暇を持て余してしまった。
一日のうちでやるべきことは食後に9錠の錠剤を飲むだけで、
あとは定期の検温と血圧、血中酸素濃度と脈拍の測定しかない。
本を持ち込んだが、やはり飽きてしまい、
家族に着替えを持ってきて貰う時に買ってあった「鉄道ファン」を持ってきて貰った。
書いてある記事は完読した。
一つの雑誌をここまでちゃんと読んだのはたぶん初めてかもしれない。
19日にはリツキサンというモノクローナル抗体療法を点滴で行う。
これは点滴で副作用に配慮して点滴速度を変えながら行った。
副作用止めのソルコーテフやポララミンを落としたあと、
最初は50ml/hからはじめ、
血圧や副作用の発言の有無を確認し、100ml/h、200ml/hと速度を上げていく。
点滴速度の調整は輸液ポンプで機械的に設定できるようになっている。
リツキサン自体の副作用はそれほど強く出なかったので、
翌日には退院の許可が出た。
入院期間中は朝、昼、晩と院内給食で、正直云って辟易した。
メニューは毎日変わるのだが、味付けは所詮病院食であることには変わりない。
メニューは朝食と昼食に限って、ご飯食とパンやパスタを選択できるのだが、
それは3日前までに申告しなければならず、
治療前の副作用が出る前は御飯食の方が喰いたいと思っていたので御飯食を選択して申告したのだが、
実際に点滴後に嘔吐感などの副作用が出てくると御飯食はちょっときつい。
それでも我慢して御飯食のまま1週間過ごすことになってしまった。
今は配膳ワゴンが工夫されていて、トレーの半分は冷やして半分は暖められるようになっている。
それでも味噌汁などは“熱い”というよりは“ぬるい”という感じで、
あまり美味いとは感じられなかった。
初めての事だらけで疲れちゃいますね。。。
病院のご飯はいまいちでしたか。
薄味なんですか?
写真を見る限りでは、ワタシ、食べ過ぎだ
ご飯はおかゆにしてくれたらいいのにね~。
刺身が食べられないのはワタシにはキツイな~。
でもアルコールOKでよかったね
無茶飲みって、、、どんだけ~
病院食は患者の状態で“おかゆ”にするかどうか決まってしまいます。
おいらの場合は、嘔吐感はあるものの、
初回の比較的軽い抗癌剤投与のため、
最初から「普通食220g」と設定されてしまっています。
ご飯の量もおかずも最初から決まっていて、
そのうちの何%食べたかということが計られます。
飽きたから変更ということは許されないのです。
何回か入院している人は、
自宅から「ご飯ですよ」とか、「ふりかけ」とか持ち込んでいて、
分けて貰ったりして喰いました。
確かに免疫力が落ちているので、
生の肉や魚は危険です。
早く寿司を喰いに行きたいですね。
・・・といっても、回転しているやつですが(^_^;)
寿司はワタシも回転ばっかりだよー
でも食べた%まで確認するんですね、なんでだろ。
その後おやつ食べてたら意味ないような・・・
6時、10時、14時、19時の検温と、
排尿、排便の回数、
そして朝食、昼食、夕食の主食と副食の食事量を自己申告して記入します。
看護師がまわってきてこの量を電子カルテに入力、
そして血圧測定、血中酸素量と脈拍を検診していきます。
そのほか、副作用などの変わったことがあったら自己申告して、
これは文章で記入されていきます。
看護師の巡回にはノートパソコンを持参して、
記録はすぐに電子カルテに記録されて、
主治医は患者の状態をいつでも自由に見ることが出来ます。
勿論、問題があれば院内PHSで直接連絡しますが・・・。
何だか面倒臭いように思うかもしれませんが、
ほかにやることがないのでみんなかなり正確に記入しています。