rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

待望の雨、でも嵐

2015-01-15 22:41:18 | 空・雲・星・太陽たち
からからに乾ききった畑の土を落ち着かせる雨を、待ち望んでいた。
畑の多いこの地域は、乾燥するこれからの季節、強い風が吹くと畑の表土が巻き上げられて何もかもが黄土色に染まり、微細な粒子はサッシの隙間からでも家の中に侵入して私たちを悩ませる。
10日ほど前に強い風が吹き土埃を巻き上げたが、たいしたものでなく安堵したものの、しかしこれまで、目立った雨はなかった。
それでも4日前に、ちらりと雪が舞い通り雨があったようだが、乾ききった土と晴天によって瞬く間にその痕跡は消されてしまう。
それが今日、強い風をお供にして予報通りに雨が降った。
窓ガラスに打ち付ける雨粒、家を揺らすほどの北風と、つまり嵐となったが、ありがたい雨だ。
6時間は降っただろうか、畑も十分潤ったはずだ。
けれども今まだ風はおさまらない。
明け方前には雲が去り晴れ冷え込むらしいので、路面凍結や大きな霜柱が土を持ち上げる、きらきら白く輝く朝になるだろう。
この冬は適度に雨の降る、今のところこの地域にとって理想的な天気となっている。
さて、土埃シーズン本番の2月3月はどうなることになるのやら。