昨夜13日の23時から14日の2時まで、流星三昧だった。
22時、いろいろなことを片付けていざ流星観測と意気込み外へ繰り出すと、べったりと雲が空を遮っていた。
その絶望たるや、星空をお好きな方はすごく共感してくれるだろう。
「いやいや、まだまだこれからが本番」と、いったん気を落ち着かせるために家の中に引き返す。
SNSで各地の流星情報をチェックしながら時間を過ごす。
息子は筑波山へ上って、一昨昨日の那須岳での感動を再度味わう計画を立てていたが、この雲のかかり具合と各地から雲多めの芳しくない情報を見て、どうやら断念したようだった。
さて23時、諦めるにはまだ早いと、ダウンコートを着込み外へ出る。
雲に切れ間が出来ていて、隙間からオリオンやシリウスがのぞいていた。
もうここはオカルトの世界、雲よ去れと念をこめて空を見上げる。
偶然か、はたまた念が効いたのか、ちょうど自分の真上を南北にスリットができて、流れ星がそう間を置かずに3つほど流れるのが見えた。
そうなるともう欲が出てきて、ひたすら雲の切れ間から向こうにある星空を見つめる。
幸い寒さもきつくなく、粘る気持ちを後押ししてくれた。
30分ほどしてちょっと家の中に用事を足しに入って10分後の外は、すっかり雲が消えていた。
小躍りしたくなる気持ちを保ちつつ、空を見上げる。
短くぱっと輝くもの、長経路で流れていくもの、様々な流れ星が、数えるのも忘れるほど流れていく。
そのうちに家人も参加して、二人で星空を眺め、双眼鏡で天の川を見て無数に散らばりひしめく星星に感動する。
時間が経つのも忘れるほどに星空に見入って午前1時、さすがに体が冷えてきて、家の中に入ることにした。
かなり低いところまで星が流れているので、二階の部屋のコタツに入りながら流星観察が出来るのではないかと、家人のナイスアイデアを採用。
早速ごろりと横たわるながら見始めると、うれしいことにすぐさまオリオンの下側を星が流れる。
暖かく首の痛さも感じないで見られる至福に酔いながら見ていると、うっすらと雲がかかり始めた。
どの星も雲で光が遮られていても、シリウスの光だけは最後まで残っている。
それだけ明るい星なのだと感心していたら、その左脇を光の筋が走っていった。
なんと明るい流星だろう、雲がなければどれほど光を放っていたのかと思うと残念であったけれど、それもひとつの目安になるとよく解釈する。
しかし、あまりに楽をしているといいことばかりではない。
もうお察しだろう、睡魔の誘惑がやってくるのだ。
瞬きをした瞬間に落ちる意識に抵抗しながら、何とか2時までがんばり、数個の流れ星を見て観測終了する。
月明かりに阻まれず、雲が切れる幸運にも恵まれて、今回のふたご座流星群を堪能できた。
来年も、こうして流れ星に会えるよう、心の中の流れ星に願いを掛けた。
22時、いろいろなことを片付けていざ流星観測と意気込み外へ繰り出すと、べったりと雲が空を遮っていた。
その絶望たるや、星空をお好きな方はすごく共感してくれるだろう。
「いやいや、まだまだこれからが本番」と、いったん気を落ち着かせるために家の中に引き返す。
SNSで各地の流星情報をチェックしながら時間を過ごす。
息子は筑波山へ上って、一昨昨日の那須岳での感動を再度味わう計画を立てていたが、この雲のかかり具合と各地から雲多めの芳しくない情報を見て、どうやら断念したようだった。
さて23時、諦めるにはまだ早いと、ダウンコートを着込み外へ出る。
雲に切れ間が出来ていて、隙間からオリオンやシリウスがのぞいていた。
もうここはオカルトの世界、雲よ去れと念をこめて空を見上げる。
偶然か、はたまた念が効いたのか、ちょうど自分の真上を南北にスリットができて、流れ星がそう間を置かずに3つほど流れるのが見えた。
そうなるともう欲が出てきて、ひたすら雲の切れ間から向こうにある星空を見つめる。
幸い寒さもきつくなく、粘る気持ちを後押ししてくれた。
30分ほどしてちょっと家の中に用事を足しに入って10分後の外は、すっかり雲が消えていた。
小躍りしたくなる気持ちを保ちつつ、空を見上げる。
短くぱっと輝くもの、長経路で流れていくもの、様々な流れ星が、数えるのも忘れるほど流れていく。
そのうちに家人も参加して、二人で星空を眺め、双眼鏡で天の川を見て無数に散らばりひしめく星星に感動する。
時間が経つのも忘れるほどに星空に見入って午前1時、さすがに体が冷えてきて、家の中に入ることにした。
かなり低いところまで星が流れているので、二階の部屋のコタツに入りながら流星観察が出来るのではないかと、家人のナイスアイデアを採用。
早速ごろりと横たわるながら見始めると、うれしいことにすぐさまオリオンの下側を星が流れる。
暖かく首の痛さも感じないで見られる至福に酔いながら見ていると、うっすらと雲がかかり始めた。
どの星も雲で光が遮られていても、シリウスの光だけは最後まで残っている。
それだけ明るい星なのだと感心していたら、その左脇を光の筋が走っていった。
なんと明るい流星だろう、雲がなければどれほど光を放っていたのかと思うと残念であったけれど、それもひとつの目安になるとよく解釈する。
しかし、あまりに楽をしているといいことばかりではない。
もうお察しだろう、睡魔の誘惑がやってくるのだ。
瞬きをした瞬間に落ちる意識に抵抗しながら、何とか2時までがんばり、数個の流れ星を見て観測終了する。
月明かりに阻まれず、雲が切れる幸運にも恵まれて、今回のふたご座流星群を堪能できた。
来年も、こうして流れ星に会えるよう、心の中の流れ星に願いを掛けた。