木星と土星の大接近があった。
占星術の世界では、この現象をグレートコンジャクションといい20年毎の節目であるらしい。
しかも、今年のは世界を表象するエレメントが200年続いた土から風へとかわる一大転換期でもあった。
土が象徴する物質的社会から、風の情報や思考など非物質的価値観へと変わるそうだ。
アニメ「呪術廻戦」を家族で見ていた。
ここに登場する絶対的存在とも言える「両面宿儺」という呪いの王がいるのだが、その行動理念は快不快によるものだ。
まるで自我の原初的部分のエスのようだ。
すると、「呪い」とは人の心そのものなのだろう。
吉野順平と対峙した虎杖 悠仁が発した言葉に「もうお前を呪わない(非難しない)」とあったとき、「呪い」の悲しさを見た。
登場人物のそれぞれ葛藤は、人間の心の中にあるエスと自我と超自我のせめぎあいのようだ。
虎杖 悠仁は、「正しい死」にこだわっていて、つまりその者にとってきちんと生きてきた相応しい死のことだろう。
鬼滅の刃でもそうだったが、このところの傾向は、成功とか野望ではなく、個人にとっての価値観を問うものが多いように思う。
物質世界がある程度極まって、それに伴う歪みによる閉塞感が世界を覆っていたところに、それらを根底から揺るがそうとする事態になってきて、人は変化を迫られている。
さて、「風の時代」はどう世界を流していくのか、注意深くセンサーを利かせていこう。
それがある程度見えてくるまで、生き延びることが出来るか、そこもとても定かではないが。
占星術の世界では、この現象をグレートコンジャクションといい20年毎の節目であるらしい。
しかも、今年のは世界を表象するエレメントが200年続いた土から風へとかわる一大転換期でもあった。
土が象徴する物質的社会から、風の情報や思考など非物質的価値観へと変わるそうだ。
アニメ「呪術廻戦」を家族で見ていた。
ここに登場する絶対的存在とも言える「両面宿儺」という呪いの王がいるのだが、その行動理念は快不快によるものだ。
まるで自我の原初的部分のエスのようだ。
すると、「呪い」とは人の心そのものなのだろう。
吉野順平と対峙した虎杖 悠仁が発した言葉に「もうお前を呪わない(非難しない)」とあったとき、「呪い」の悲しさを見た。
登場人物のそれぞれ葛藤は、人間の心の中にあるエスと自我と超自我のせめぎあいのようだ。
虎杖 悠仁は、「正しい死」にこだわっていて、つまりその者にとってきちんと生きてきた相応しい死のことだろう。
鬼滅の刃でもそうだったが、このところの傾向は、成功とか野望ではなく、個人にとっての価値観を問うものが多いように思う。
物質世界がある程度極まって、それに伴う歪みによる閉塞感が世界を覆っていたところに、それらを根底から揺るがそうとする事態になってきて、人は変化を迫られている。
さて、「風の時代」はどう世界を流していくのか、注意深くセンサーを利かせていこう。
それがある程度見えてくるまで、生き延びることが出来るか、そこもとても定かではないが。