影絵劇場 14/11/2012
冬に添える花 14/11/2012
冬の光は、素敵な影絵アーティスト。
日ごとに様変わりする鉢植えの植物たちが、影絵の役者たち。
ほんの数メートルだけれども、この空間が劇場になる。
ここを太陽が照らす半日ずっと見ていて飽きない。
時折スペシャルゲストとしてねこが登場する。
まれに小鳥の場合もあるが。
ねこは、通り過ぎることもあれば、縁側の端で不動の役を演じることもある。
そうでないときは、舞台端で寝ころび出番を待つふりをしている。
劇場には、花はなくてはならないもの。
そうだ、冬を引き立たせるゴージャスなワインレッドのビオラを添えよう。
温かみのある光に照らされた花は、満面の笑みを浮かべて客を迎えるだろう。
プライベートなこの影絵劇場は、どなたも訪れることは出来ないが、注意してあたりを見渡せばきっと見つかるはず。
もしも、毎日通りかかるところであれば、日毎に変わる出し物に満足できること請け合い。
明日を楽しみにする立派な理由にもなる。
それから大切なことをお伝えしよう、影絵劇場を見出し楽しむ心、それが唯一の入場券であることを忘れずに!
寝ころぶねこ 14/11/2012
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