とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

大きな紫陽花と医療費控除のお話

2006年06月29日 | Weblog
渋谷の公園通りからちょっと入ったところ(渋谷消防署近く)にひっそり咲いているかなり大きな紫陽花が、本日の添付写真です。
花のひと房ひと房がとても大きいのでビックリしました。
大きな紫陽花の花の後ろに、中位の紫陽花の花が重なってあります。
その大きさをお伝えしたくて、自分の手も一緒に写してみました。

グー・チョキ・パーの”グー”の手を大きな紫陽花の近くに並べて、おもむろに携帯を取り出して写真を撮るオバサン・・・まさに変なオバサンです。

さて、タイミングをみるために嫌でも回数を通わないといけない不妊治療は、風邪の治療や腹痛の治療などと違って、期間が長くなれば長くなるだけの費用がかかります。
なるべくなら時間もお金もかけずに、少しでも早く妊娠してしまいたい・・・そのように考えるのはごく当たり前だの事だと思います。

ですので、確定申告で「医療費控除」を申請しましょう。

・医療費控除は誰でも受けられます。
・申告出来る条件は、1年間(1月1日から12月31日の分)の医療費が10万円を超えている、または所得金額の5%を超えている場合です。
・ご主人の分も一緒に申請出来ます。
・治療費、通院費に関するレシートや領収証は全部とっておきましょう。
・レシートや領収証の再発行はしませんので、必ずとっておく習慣をつけましょう。
・医療を受けるための交通費も請求出来ます。不妊治療で通われる方は、治療専用のパスネットやバスカードなどを使用してとっておくと良いと思います。
・市販の薬代には使えません。
・市販の場合には、治療目的のために、医師からの指示で購入した医薬品の場合のみ申請OKです。
・健康維持のために薬局で購入した栄養ドリンクやサプリメントはNGです。
・市販の妊娠判定薬は、医療費とは認められません。

詳しくは、最寄の税務署か税務相談室にご相談なさって下さいね。
ーby事務長ー
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はりねずみくん

2006年06月29日 | Weblog
歳をとればとるほど、尊敬する人・学ばせて頂く人・大切にしていく人の数が増えていきます。
その中の大切なお一人の方から贈って頂いた大切な宝物のひとつに、この「はりねずみくん」があります。
私は、ブログを書く時に愛用しております。体重をかけてグイッと押すと、土踏まずにあるツボにとても良く効くのです。
ツボというのは、大切なのだと思います。血流の流れが良くなるのを感じます。

さて、また不妊治療を頑張る方への応援です。
一生懸命に頑張っていらっしゃる方を、心から応援しています。
なので、「生理がきちゃいました」の言葉に打ちのめされる自分がいます(この気持ちは、不妊治療を受けた事がない人・不妊治療に携わっていない人には、なかなか分らない言葉だと思います)。
一生懸命に頑張っていらっしゃる患者さんと同じ気持ちでいます。

不妊治療を頑張るコツは、とにかく排卵日までコツコツとタイミングをみていくのみです。
ホルモンに左右されてしまう排卵というものを冷静に診て、うまく対処していくのみです。
結果が出ないと辛いですが、まずは、結果に向かって頑張っているご自分を心から誉めてあげて労わってあげて下さい。
排卵日とタイミング、それが大切なのだとつくづく実感します。
不妊治療を頑張るという事は、動いている乗り物に乗りながら、常に動いている小さな的を目掛けて、小豆を投げるようなものだと思います。
簡単に楽に妊娠出来る人が羨ましいと思ってしまう気持ちはとても良く分りますが、「人生はシーソーゲーム」なのです。
上にあがっている方は必ずどこかで足を地につけるものですし、地に足をつけている方は必ずどこかで上がります。
地に足をつけている方、必ずあがります。
それを信じて、ご自分の身体を信じて、前向きにいきましょう。
生理がきてしまったら、どうか悲しまれずに、次にやってくる排卵に目を向けましょう。”常に前向き”・・・それが大切です。
辛いけれども、その辛さを切り離せる強さが、あなたにあるのです。頑張りましょう。

院長もいつも考えています。
「人工授精した〇〇さん、18日たつけれど、どうしているかなぁ。良い結果になっているといいのだけど。
「周期が35日の□□さん、排卵後16日だけどどうかなぁ。
「△△さん、今回の卵が良かったから、何とか良い方向にいってくれればいいのだけど。
「☆☆さん、生理が来ちゃったのか。次回はもっと良い卵を保てるようにしたいよね。
など、かなりの数の患者さんの情報が頭の片隅にインプットされています。
体外受精を控えている数人の方のカルテは、常に院長の手元にあります。
とにかく、その方にとってどの時期に何のお注射をもってして良い排卵を引き出せば良いのか・どのようにしたら最高に良い排卵がおきるのか、いつも考えています。
院長が悩んでも解決しないのが自然の法則・・・でも、悩めるだけ悩んで一緒に良い方向に歩んでいくのが大きな役割・・・。

不妊治療を受け続けるというのは、ハッキリ言って、かなりのストレスです。
ですが、何事もストレスにならないようにやっていきましょう。
うまくかわせるものは、うまくかわしていきましょう。
ストレスというものが、一番の対敵かもしれません。その対敵をうまくかわさなくちゃ!!
ーby事務長ー
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