ディープインパクト、昨日のクリスマスイブで、引退しました。
本当に惜しい気持ちでいっぱいです。
昨日は、観る事が出来なかったので、録画しておき、先ほど(書いている今、日付が26日に変わってしまいましたが)観戦しました。
素晴らしいラストランのヴィクトリーゴールでした。
見事なレースで、心がすっきりしました。
ディープの強さというのは、まわりをかき乱しても必死に頑張るという剥き出しにした強さではなく、心身共に余裕のある素直で天然なる実力を持ってした強さです。
普通であったら、あそこまで距離があったら、もう無理だ・・・と諦めるようなものですが、最初を抑えて焦らずにいきラストで一気に大外回りで追い抜いて行くという、日本人の心を捕らえて止まない’まさに空を翔ぶ’走りです。
ウルトラマンが好きな世代にはたまらないのではないでしょうか?
怪獣にやられるウルトラマンを見つつ、心の中で「ウルトラマン、頑張れ!頑張るんだ!!」と手のひらを握り締めて応援していると、”ピーピー”と鳴り出して光る残り少なくなったエネルギースイッチ・・・その警告を耳にするや否や俄然強さを発揮して怪獣をやっつけてくれて日本の平和を守り宇宙に帰っていくというウルトラマンのような格好良さに重なる何かを感じます。
負けず嫌いが回りを蹴散らすというようなものではなく、寡黙で忍耐に強いというような・・・冷静沈着で大人しくひたすら頑張りぬく・・・というような内に秘めた静かでひたむきな力です。
そして、ディープインパクトのラストランを共にした武豊の天才的な力というものを実感しました。
私が、ディープインパクトの走りに注目し出したのは”凱旋門賞”前でした。今となっては遅かりし~と思います。
”凱旋門賞”の時も、今回の”第51回有馬記念2006”の時も、武豊選手の穏やかで質の良い力と性質を感じました。
馬の気持ちや気質を大切にしながら、その馬の力を出しきる力を持たれる、まさに天才ジョッキーだと思いました。
”凱旋門賞”の時に、馬のタテガミを思いきり引っ張り・馬の身体にバンバンムチを入れ、両足で馬のおなかを蹴るジョッキーを目にし、このようなジョッキーを乗せて走る馬は可哀想だと思ったものです。
武豊は殆どムチを使わない方です。馬と気持ちを合わせ、その馬の力を信じて乗りきる方ですね。
悲壮感の全くない(競走馬はとてもストレスの強い大変な日々を送る生活だと思います)、気持ち良くも豊かで素直な走り・・・それが、武豊の力でありディープインパクトの力であるのだと思います。
久々に出たスターの早すぎる引退・・・惜しい思いです。
自分の人生を走りぬくのは自分自身です。
皆様、前を向いて走っていきましょう。
でも、時には休み、時には歩くという事も必要です。
ー事務長ー
本当に惜しい気持ちでいっぱいです。
昨日は、観る事が出来なかったので、録画しておき、先ほど(書いている今、日付が26日に変わってしまいましたが)観戦しました。
素晴らしいラストランのヴィクトリーゴールでした。
見事なレースで、心がすっきりしました。
ディープの強さというのは、まわりをかき乱しても必死に頑張るという剥き出しにした強さではなく、心身共に余裕のある素直で天然なる実力を持ってした強さです。
普通であったら、あそこまで距離があったら、もう無理だ・・・と諦めるようなものですが、最初を抑えて焦らずにいきラストで一気に大外回りで追い抜いて行くという、日本人の心を捕らえて止まない’まさに空を翔ぶ’走りです。
ウルトラマンが好きな世代にはたまらないのではないでしょうか?
怪獣にやられるウルトラマンを見つつ、心の中で「ウルトラマン、頑張れ!頑張るんだ!!」と手のひらを握り締めて応援していると、”ピーピー”と鳴り出して光る残り少なくなったエネルギースイッチ・・・その警告を耳にするや否や俄然強さを発揮して怪獣をやっつけてくれて日本の平和を守り宇宙に帰っていくというウルトラマンのような格好良さに重なる何かを感じます。
負けず嫌いが回りを蹴散らすというようなものではなく、寡黙で忍耐に強いというような・・・冷静沈着で大人しくひたすら頑張りぬく・・・というような内に秘めた静かでひたむきな力です。
そして、ディープインパクトのラストランを共にした武豊の天才的な力というものを実感しました。
私が、ディープインパクトの走りに注目し出したのは”凱旋門賞”前でした。今となっては遅かりし~と思います。
”凱旋門賞”の時も、今回の”第51回有馬記念2006”の時も、武豊選手の穏やかで質の良い力と性質を感じました。
馬の気持ちや気質を大切にしながら、その馬の力を出しきる力を持たれる、まさに天才ジョッキーだと思いました。
”凱旋門賞”の時に、馬のタテガミを思いきり引っ張り・馬の身体にバンバンムチを入れ、両足で馬のおなかを蹴るジョッキーを目にし、このようなジョッキーを乗せて走る馬は可哀想だと思ったものです。
武豊は殆どムチを使わない方です。馬と気持ちを合わせ、その馬の力を信じて乗りきる方ですね。
悲壮感の全くない(競走馬はとてもストレスの強い大変な日々を送る生活だと思います)、気持ち良くも豊かで素直な走り・・・それが、武豊の力でありディープインパクトの力であるのだと思います。
久々に出たスターの早すぎる引退・・・惜しい思いです。
自分の人生を走りぬくのは自分自身です。
皆様、前を向いて走っていきましょう。
でも、時には休み、時には歩くという事も必要です。
ー事務長ー