とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

月経不順の原因

2006年12月12日 | Weblog
女性に強いストレスがかかると、視床下部から月経を起こすためのホルモン分泌が止まり、無排卵から無月経となります。
例えば、過激なダイエットなどをした場合、やせすぎてしまい女性ホルモンの原料ともなる体脂肪が不足してしまい無月経となったりします。
また、受験のストレスや失恋などの精神的なものからでも、無月経になったりすることがあります。
そして、卵巣の中に卵子がなくなって無月経になる状態を閉経といいます。その閉経前後の数年間を更年期とよび、女性の場合は、この更年期障害のひどさにも個人差があり、この更年期障害に長い間苦しむ方々も大勢います。

さて、無月経や月経不順を調べる場合、問診・内診(超音波検査など)・ホルモン検査などを行います。
例えば、そこでホルモン不足が原因だとわかった場合には、ホルモン剤の投与にてホルモンを補充して、子宮・卵巣の成熟を促していきます。
また、軽い月経不順や軽い月経困難症の場合には、身体全体が楽になるような漢方薬を処方したりもします。

長い間付き合っていく子宮と卵巣ですから、様子をよくみてあげて、快く過ごしていけるようにしていきましょう。
ーby事務長ー
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月経のトラブルについて

2006年12月12日 | Weblog
月経は、女性の身体が妊娠の準備をするプロセスのひとつで、間脳の視床下部が司令塔になってすべてを調整しています。
脳下垂体から分泌されるホルモンが、卵巣にある沢山の卵子から・・・たった1個の卵を選び、排卵させます。
それに伴って、卵巣から分泌される女性ホルモンが、子宮内膜を厚くして妊娠の準備をしています。
ですので、妊娠しなかった場合は、不要になった子宮内膜が剥がれ落ちて月経となるわけです。
視床下部→下垂体→卵巣→子宮のどこかに異常があると、月経異常がおこります。

次回から数回に分けて、女性のシグナルである月経について書かせて頂きます。

本日の貼付写真は、神宮外苑前の銀杏並木です。
少し前まではまだまだ黄緑色の銀杏並木でしたが、昨日訪れた時は(と申しても、車で通り過ぎて、ハッと気づき、車を路上駐車させて、写真だけ撮りに行ったというのが正解です)、ほぼ黄色に色を揃えて、歩道は黄色の絨毯になっておりました。
毎年恒例の神宮外苑前の銀杏並木の絵画チックな美しさに感動して参りました。

ーby事務長ー
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