とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

新しい命 ありがとう

2006年12月30日 | Weblog
朝日新聞の「生活」のページに掲載されておりました。

45歳で出産されたジャガー横田さんの記事です。
当院でも、タイミング指導の自然妊娠で44歳の方が御懐妊されましたが、それは、まさに奇跡です。
人工授精では、43歳・42歳の方が複数、御懐妊されましたが、それも奇跡だと思います。
(ただ、上記の方々は、不妊治療の為の飲み薬とお注射はしておりました。そのお注射を乗りきっての御懐妊です。)

女性の皆様、生理が続く限りいつでも妊娠出来ると思っていらっしゃいませんか?
卵巣年齢というものは個々に違いますが、40代に到達する頃になると、どうしても卵巣年齢は衰えてしまいます。
ですので、子供が欲しいと思ったその日が一番若い日ですので、その日から前向きに取組んでいかれる事をお勧め致します。

話は朝日新聞の「患者を生きる・妊娠出産」に戻ります。
そこには、ジャガー横田さんと生まれたばかりの御長男・大維志(たいし)くんのお写真が掲載されております。

子宮筋腫の摘出手術を受けられ、不妊治療を経て、その後に宿った命です。
前向きにひたむきに頑張る不屈のジャガー横田さんそのものを感じます。

不妊治療というものは、”大変なもの”です。
ですが、その”大変なもの”を’楽しい大変なもの’と思うのか?’辛い大変なもの’と思うか?で、その方の毎日の姿勢が変わってしまいます。

同じ時間を費やしていくのであれば、’辛い不妊生活’として毎日を送るよりも’楽しい不妊生活’として毎日を送る方が、素晴らしい時間消化の日々になります。
人生の時間は限られています。
どうしても自分の赤ちゃんが欲しいと思うのであれば、数年は費やす覚悟で頑張りましょう。
たった3ヶ月や半年通っただけで、「疲れました」といって休んでしまう方・・・本当に惜しいと思います。
やっと身体のリズム・ホルモンのリズムが整ってきた矢先に、御自分でリセットしてしまうようなものだと思うのです。
ただ、お注射が辛い方にとっては、本当に辛いと思われてしまうのでしょうね。
痛みが伴うので、それはよく解ります。
そう考えると、痛みに弱いよりは痛みに強い人間になってしまった方が良いのかもしれません。
出産も痛みが伴うし、先々歳とって何かの病気にかかり病院通いが始まったら痛みを伴う日々になります。
痛みに強い人間・・・それは何事にも当てはまります。人間関係においても、まさにそうです。

2006年も残すところあと2日となりました。
またまた、日にちが過ぎてしまい、夜中の1時30分となりました。
という事は、2006年も2日をきったという事ですね・・・・・・・。
皆様、残された2006年を充実させてお過ごし下さいね。
ーby事務長ー
コメント
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