とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

「しがらみ」=「柵」

2011年07月14日 | よもやま話
生きていくという事は、
常に、
何かしらの「しがらみ」がつきまといます。

仕事に行かなくてはならない、
学校に行かなくてはならない、
何々の集まりに出席しなくてはならない、
治療に出掛けていかなくてはならない、

行事関係だけではなく、

人間関係の「しがらみ」・・・、
こちらも強烈なものであり、生きている限り常につきまといます。

「しがらみ」=漢字では「柵」と書き、

元々は、

川に橋を架ける作業などをする為に、
水の勢いを弱めようと、
川の中に杭を打ち並べ、
そこに、柴や竹などをからみつけたものをいうそうです。
(柵)しがらみ=(柵)さく という事ですね。

そこから転じて、
人が生きている中で、まとわりついて、引き止めるもの、
関係を絶ちがたいものを、「しがらみ」というようになったそうです。
所謂、あまり有難くない束縛を示します。

「しがらみ」というのは、
面倒なものであり、嫌なものかもしれませんが、
ある日突然、自分にまとわりついていた「しがらみ」というものが、
一気に全部なくなってしまったら・・・、
誰からもどこからも束縛されず、時間も有り余ってしまう、、、
一見とても素敵なことのようにも感じますが、
実は、がっくりと落ち込んでいってしまいそうです。

ですので、
「しがらみ」だらけの人生という荒波を何とか漕いで行く方が、
何かに自分が必要とされているのだ!!と思えるのかもしれません。
だから、人間は頑張る事が出来るのかもしれませんね。

”ようこそ「しがらみ」”と思って、
苦しい「しがらみ」の中を喜んで、
そして、その「しがらみ」に心から感謝して生きていきたいものですね。

ーby事務長ー

とくおかレディースクリニック


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