とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

体罰とか暴言とか・・・

2013年04月23日 | よもやま話
少し前には、
生徒への教師の体罰が社会問題となりました。
内容が明らかになるにつれ、
あってはならない過ぎたる暴力があからさまとなり、
その高校だけではない問題として、
各学校から多くの報告が出てくる事となりました。
女子柔道でも問題となった経緯がございます。

今朝のテレビでは、
教師の暴言が問題視され、
録音された暴言内容が、全国に放映されました。
学校が動いてくれない、、、から、
保護者が、小学校2年生のお子様に、
ボイスレコーダーで事実を録音させたという事です。
その事実をつかんで、ようやく教育委員会が動いたという事でした。

体罰も、言葉の暴力も、
ここまでひどくなる前に、学校の対処で、何とか防げなかったのだろうか?と思います。
教育の世界は、何か複雑なものが絡んでいるのかもしれません。

低学年の幼い子供達が、「ばか」や「ぼけ」と言われ続け、
厳しいお説教を受ける毎日は、
精神教育に大変良くないと思います。
低学年を教える先生には、包容力とか優しさが求められますね。

反抗期真っ最中の年代以上であれば、
本当に馬鹿な事をしていれば「ばか」と言われ、
本当にボケていてまわりに迷惑をかけているようであれば「ぼけ」と言われても、
必要な叱咤となるのではないでしょうか。
正直な事を言って、指導してくれる教育者がいなくなったら、それこそお終いです。
あくまでも、お互いの信頼関係があってのお話です。

ちょっとなぐられたり、ちょっと暴言をはかれても、
そこにきちんとした加減があり、教師の愛があり、
子供自身になにか悪いところや直さなくてはいけないところがあるのであれば、
それも必要な教育ではないかとも思います。
だって、子供はまだまだ完璧ではないですもの。
より良い社会人になってもらう為に、教育指導されていくのが子供です。
優しい言葉で諭すだけで、理解出来てしまうのであれば、有難い事です。
教育というのは、そんな生易しい簡単なものではないですね。
そこが難しいところなのだと思います。

世の中にはいろいろな人がいて、
自分にとって都合の悪い人も沢山いて、
嫌な事言われたり、嫌な事されたりする中で、
何をどう捉えて、何をどうかわしていけば良いのかを学習していくわけですから。

必要以上の体罰や言葉の暴力は、あってはならない事です。
ですが、あまりにも守られ過ぎて育った場合、
弱い社会人になってしまうおそれがあります。
何も出来ないのに、プライドだけ高くなってしまうのも困ります。
上司に何か言われたり、ステップアップしていく仕事から、
簡単に逃げてしまうような、
とても弱い人が増えてしまうのは困りますね。

子供達が、心も強く身体も強く成長していく為の教育であって欲しいですね。


ーby事務長ー


とくおかレディースクリニック
コメント
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