3月20日にMさんから電話があり、ピレニーズのK君が今日、獣医院で後肢の足首が骨肉腫らしいと診断されて、治療法はなく断脚手術をするか、しないほうが良いかとの相談だった。其の日から私も過去の例の記録を調べ悪性腫瘍について改めて調べる毎日だった。
そして昨日、生検の結果、骨肉腫と獣医師から電話でうけて、決断を迫られる時がきたMさんの悲痛な電話。
大型犬のピレニーズは体重があり、英国系の大きい犬で70キロもある。
標準は45キロから57キロくらいで昔より今は少ないが犬の中では超大型犬に属す。
私の記録によると、肢の骨肉腫は足首手首に当たる部分が多く、断脚の場合は肢の付け根から断脚する。しかし術後2ヶ月から5ヶ月くらいで死亡、1頭だけ1年8ヶ月の余命を授かったメスがいるが、例外である。
1990年から私が関わった骨肉腫のピレニーズの記録があり、約40頭のうち断脚したのは8頭でその過程の記録を見ると、手術をしない犬との余命に余り違いは無い。
その子の体力、腫瘍の大きさや部位などでみんな違う。
断脚して3本足で大きな体を支えるのは想像以上に負担が大きい。
前肢の場合は残った一本を真ん中にもって行きバランスをとるが、後肢の場合は立ったり座る場合に無理がいき、残った肢が痛み、体もよじれて可哀想だったと後悔したIさんの言葉を思い出す。
メスを入れずに抗癌剤と傷み止めで最後まで大事に見守り安らかに旅立ったピレニーズたちの飼い主は悲しみの中にも、後悔は無い。
私は獣医ではないので良く分からないけれども、相談を受ける度に自分の犬と同じ気持ちで考え、文献を調べたりし、過程を記録しているので、肢の異常の電話を頂いたときに、感で骨肉腫と分かったっ事が何べんもある。
獣医に断脚手術しか助ける方法は無いと言われたMさんのご心境が察せられ、最近は腫瘍のことばかり検索したりして頭から離れない。
私の15年間の記録が少しでもお役にたてば嬉しい。小型犬なら足が無くても抱っこすれば良いが、大型犬は人間並みなんで容易ではない。
そして昨日、生検の結果、骨肉腫と獣医師から電話でうけて、決断を迫られる時がきたMさんの悲痛な電話。
大型犬のピレニーズは体重があり、英国系の大きい犬で70キロもある。
標準は45キロから57キロくらいで昔より今は少ないが犬の中では超大型犬に属す。
私の記録によると、肢の骨肉腫は足首手首に当たる部分が多く、断脚の場合は肢の付け根から断脚する。しかし術後2ヶ月から5ヶ月くらいで死亡、1頭だけ1年8ヶ月の余命を授かったメスがいるが、例外である。
1990年から私が関わった骨肉腫のピレニーズの記録があり、約40頭のうち断脚したのは8頭でその過程の記録を見ると、手術をしない犬との余命に余り違いは無い。
その子の体力、腫瘍の大きさや部位などでみんな違う。
断脚して3本足で大きな体を支えるのは想像以上に負担が大きい。
前肢の場合は残った一本を真ん中にもって行きバランスをとるが、後肢の場合は立ったり座る場合に無理がいき、残った肢が痛み、体もよじれて可哀想だったと後悔したIさんの言葉を思い出す。
メスを入れずに抗癌剤と傷み止めで最後まで大事に見守り安らかに旅立ったピレニーズたちの飼い主は悲しみの中にも、後悔は無い。
私は獣医ではないので良く分からないけれども、相談を受ける度に自分の犬と同じ気持ちで考え、文献を調べたりし、過程を記録しているので、肢の異常の電話を頂いたときに、感で骨肉腫と分かったっ事が何べんもある。
獣医に断脚手術しか助ける方法は無いと言われたMさんのご心境が察せられ、最近は腫瘍のことばかり検索したりして頭から離れない。
私の15年間の記録が少しでもお役にたてば嬉しい。小型犬なら足が無くても抱っこすれば良いが、大型犬は人間並みなんで容易ではない。