1995年のGPCAナショナル・スペシャリティ・ドッグショー
古い話になりますが、1995年4月にアメリカのピレニーズのクラブ六十周年記念のショーを観戦に行った時の写真です。
全米から集まった274頭のピレニーズが3日間にわたり繰り広げるドッグショーを観戦して夢のような幸せな時を過ごしました。
クリーブランドの「ホテル・インデペンデンス・ホリデー・イン」に犬と一緒に泊まって、ドッグショーはイベント会場のじゅうたんの上で開かれるのです。
このホテルでは、平常犬を部屋に入れて泊まるのを許可していませんが、調査の結果、ピレニーズクラブの犬は、お行儀がいいので許可されたそうです。
部屋に犬用に古いシーツを2枚用意されていて、ベッドカバーの上に犬をのせたり、ホテルのタオルを使用しないようにと書いた紙がありました。
犬が部屋にいるときは、ドアノブに「ドッグ イン ルーム」の札を下げるよう指示されています。
日本の大きなホテルでこんなことは実現不可能でしょう。私は本当に驚きの連続でした。
274頭のピレニーズが泊まっているのにワンの一声も聞きませんでした。
来日された時、日本の有名ピレニーズを紹介して親しくなった、サマーヒル犬舎のリンさんは、2日間かけてテキサス州からオハイオ州の会場にきたそうですから、全てのスケールが大きくてただただ驚きと感嘆の日々でした。
写真は、チャンピオンクラスの審査が終わったところです。
真ん中のジャッジは、ウイットニー・クームス氏です。