つれづれ日記

心と目の記録

名犬ジョリーの本

2009-11-30 09:38:31 | Weblog


1981年から1年間放映されたNHKのアニメーション映画は、日本だけでなく、世界の何カ国でも人気を得た傑作です。
カナダのビデオテープ、フランスのビデオテープを持っていますが、ポルトガルでも大変な人気があり、グッズが売り出されていたそうで、ポルトガルのジョリーの小さな置物を頂きました。
このアニメの制作会社M・Kの社長K氏とアリ君の飼い主S氏は友人で、1979年ころから制作が始まり、私は資料などの提供をし、我が家にも何度かプロデューサーが見えて、出来る限りの協力をさせて頂きました。
30分の間に2回ほどイメージ画像として、生きたピレニーズが映し出され、知らない人は外国の光景だと思ったそうです。
緑の草が茂る広い野原をピレニーズの子犬たちが走る光景ですが、79年の2月に生まれた2か月足らずの子犬を、江戸川で緑の草の茂る河川敷に放して思いっきり走らせたのです。
飼い主は子犬が遠くに行ってしまってはとはらはら見守ったのですが、画面としては生き生きと美しい画像が出来上がりました。
イメージフイルムに子犬が産まれるシーンを撮りたいといわれて、友人が交配しましたが、できませんでした。
1983年7月2日に、アリ君はフィラリアのために6歳の若さで天に旅立ちました。
アリ君がムツゴローさんのアインちゃんとの交配で、鎌倉に早朝行きましたが、子犬はできませんでした。
アインちゃんは、畑さんの初めてのピレニーズで、何度もテレビに登場しましたが、1988年3月15日に子宮の病気で天に召され、奥様から計り知れない深い悲しみのお手紙を頂きました。

みんな懐かしい思い出ばかりです。





名犬ジョリィのモデルのアリ君と郁恵ちゃんと

2009-11-27 23:34:25 | Weblog

古い写真を整理していたら、アリ君を中心に榊原郁恵ちゃんと他のタレントさんの写真が出てきました。
アリ君は友人のピレニーズで、名犬ジョリィのモデルになる前の頃のお正月の新聞に載った写真だと思います。
1977年生まれのアリは2歳のころに、土用ワイド劇場「風の訪問者」に出演しました。アリのお父さんはテレビのチーフ・プロデューサーのS氏で、白い犬のでるこのドラマに愛犬アリを起用したのです。黒沢年男と真野響子夫妻の愛犬となり立派に演技をしたそうです。
1987年に、私のベルがフジテレビのタモリさんの番組に出たのですが、番組に出演していた榊原郁恵ちゃんが、撮影が終わって帰るとき「触らしてください」と言われベルを優しくなでてくださいました。その謙虚な態度が忘れられません。
タモリさんも、出場前の長い待ち時間に、12歳10カ月の老犬ベルを優しく労わってくださり,暖かいお人柄を嬉しく感じました。


グレート ピレニーズの自然の姿

2009-11-18 10:09:28 | Weblog

フランスのホームページにあった画像です。
なんてのんびりした光景でしょうか。
黒いニューファンドランド犬の太っていること!

1662年にフランスのビスケ湾の漁夫たちが、ニューファンド島に移住した時に、ピレニアンを連れていきました。島にいる野性獣からの危害を防ぐために連れて行ったピレニーズですが、イギリスの移住者の連れてきた黒いリトリーバーとの異種交配により、ニューファンド犬が生まれたと言われています。
白いピレニーズを黒い被毛になった感じですが、、目の色など全く違って、ピレニアンの愛好家から見ると、似ていないのです。
ニューファンドランド犬は、海に入り、漁師の手伝いをする使役犬で、手に水かきがあると言われます。
1977年頃に私が調べた数は日本には20頭もいない珍犬で、、わざわざ久里浜まで見に行って、ピレニーズとの比較をしてみました。
ドグショーが盛んになり全犬種の輸入犬が増えたころ、1987年の年間登録数が35頭になり、1997年には372頭で、ドッグショーに多く見られるようになりました。
しかしその後は他の大型犬種と同じく年間登録数が減り、2008年には157頭です。


 


修道院のピレネー

2009-11-12 08:29:36 | Weblog

ピレネー犬の子犬を抱いた時の感触、幸福感は格別です。

1966年に犬舎号を「ガビゾー」と名付けて、ピレネーのブリードが本格的に始まり、素朴な活動をはじめた修道院では、少しでも生活の足しになればと考えたそうです。

修道院の生活は、祈りの時間と作業の時間が交互にあり、生活の糧として修道女は作業の時間に犬の飼育をしたそうです。


修道院のガビゾー犬舎のモンターニュ・デ・ピレネー

2009-11-07 11:40:04 | Weblog

1986年にフランスの空港で買った動物の雑誌の中にあった写真です。

ピレネーと地中海との間に位置するこの修道院は、1943年に創設されましたが、1966年に、山から来た雌犬を寄付されて飼ったのが始まりで、繁殖を始めました。
フランスのクラブの名人たちの指導を受ける幸運に恵まれ、理想的なピレニーズの作出に努力して、歴史のある犬舎の、4つの名犬舎の一つになりました。
修道院という立場から、ドッグショーには年に3回までしか出さないそうです。

夜は放し飼いにして2頭を一組にし、修道院の警護にあたらせ、120ヘクタールに及ぶ広大な領地を守っています。

夢見るような眼差しをもつ、頭部の美しいピレネーで、しかも気骨を持つ犬を理想にしているので、写真を見ても本当に魅力的です。

1986年にフランスの空港でこの雑誌を買った時には、ガビゾー犬舎は全く知らない私でしたが、今になってみると、素敵なフランスのピレネーをしみじみ眺めてしまいます。


GPCA2009年インターナショナルスペシャリティーショーBOB

2009-11-03 23:10:24 | Weblog

GPCAの会報の表紙で色が悪いのですが、2009年のナショナルでBOBを獲得したトランプです。
昨年に続いて同じオスとメスが優勝しました。
リバグローブス犬舎が、1995年に改正されたAKCのピレニーズのスタンダードを目標に、努力を重ね改良され、ようやくできたトランプはジーン夫人のご自慢の雄犬です。