ピレニーズの歴史は3000年も前に遡ると言われますが、
記録として残されているものは、14世紀のフランスのフォアの伯爵ガストン・フェビュスがこの犬をフォアやルルド城の城を護る犬として飼育して、其の働き振りが城の記録の中に書かれているのです。
ガストン・フェビュスが書いた「狩猟書」は全4巻85章あり、色彩豊かな細密画は何枚あるのか分かりませんが、私はピレニーズを探すべく集めた画像が80枚くらいあります。
その本の中にピレニーズについて有能な犬である事が書かれています。
フランスのテレビ映画「ガストン・フェビュスの生涯」には4頭のピレニーズが出てきます。
(1月10日に写真を載せてあります。)
上の絵は犬の手入れと手当ての章に、看護の様子を示した挿絵ですが、1380年代にこのように犬に接し、看護をしたことに驚異で、感心しました。本には犬が罹る病気や故障を詳しく記し、その治療法も述べているそうです。
フェビュスの犬飼部たちの衣服も興味深く見られます。
ピレニーズらしき絵をようやく数枚発見したのでに、正しいかどうか、フランスのクラブの会長ぺクー氏に尋ねて見ましょう。