W.G.CH アドニス オブ ハウスハヤシダ (2歳6か月)
体高が85㎝の超大型犬のレオ君は、7頭生まれた子犬の中でただ1頭の雄で、我が家に残しました。
牡は力があり、訓練士に訓練を受けないとだめだと獣医先生に言われて5か月から訓練を受けました。1歳になるまでの力の強さに散歩に出るとき一人では引っ張られて歩けません。娘と必死になり引いて歩いたのですが、1歳すぎると訓練の効果が出て、きちんと歩いてくれました。
ドッグショーで活躍し、本や雑誌やカレンダーのモデルになりました。
犬の学者大野淳一先生が撮影された写真で、下総中山から西船橋よりの総武線の南側の原っぱです。今は建物ばかりで面影もありません。
引き綱なしのフリーで立って、決して動いたり逃げたりせず、ポーズを取っています。
私も必死で「レオ君そのままよ!もう少し我慢して!そのままそのまま」と声をかけ、訓練士さんも見守っています。
ピレニーズは敏捷で、馬に匹敵する速さだと外国の専門書に書いてあります。
逃げたら大変なことになりますが、お互いに信じての行動です。
写真の印刷の色が失敗したそうで、真っ白な美しさがありません。
昔熊やオオカミと闘った使役犬ですから、油断は禁物で、私は散歩の時に何時も緊張していました。
毎晩4キロ以上を運動しましたが、犬が行きたいなら、月までも歩いてあげたいといつも思っていたのです。
1974年8月号の表紙になった我が家のレオとベル
我が家のロミがAMCHのマックと交配し、72年の2月に7頭の子犬がい生まれ、雄を残しレオと名づけました。
2年後同じ組み合わせで、3月にB胎犬が生まれ、雌ばかり6頭で、1頭残したのがベルです。
愛犬の友の取材で我が家で2頭の撮影がありました。
この日ベルは生後90日です。撮影日までに同じ姿勢で動かず我慢するように躾ましたので何とかこのような写真が撮れました。
犬の撮影はカメラマンが納得する写真が撮れるのに何j時間もかかり、犬が飽きて動いてしまいます。
レオは5か月から訓練士に訓練を受けているので、目線もそのままにモデルを務めます。ベルは飽きるとチョコチョコと歩き出してしまい皆をハラハラさせました。
自分がとり上げて育てた犬は格別の思いがあり、良い記念になったと思います。
駐車場と隣の敷地の境目に生えているので、助かっているのでしょう。
午後の1時だったので花は咲いていませんでした。
3時花ですから、3時過ぎにまた会いに来ますよと言って帰りました。
こんな小さな野草になぜ心惹かれるのか自分で驚いています。
コップに挿してある枝の花も、直径4ミリくらいの小さな花が、3時すぎると開くのですから不思議です。