つれづれ日記

心と目の記録

動物写真家岩合光昭さん

2010-03-27 08:21:02 | Weblog

30年くらい前に岩合光昭さんから頂いたはがきです。
(出産後の母犬は被毛が抜け替わるので、やせて哀れな姿になります。しかし、美しい姿ではなく、母と子の雰囲気を見事に写し撮って見る者に感動を与えてくれるのです。)

 今年3月に日本橋三越本店で岩合光昭写真展「ねこ」が開催されました。
写真家人生30年以上に及ぶ中で撮り続け続けてきた250点もの自然な姿の猫の写真は、幅広い年齢層の入場者に絶賛され大盛会だったそうです。(行きたかったなー)
30年くらい前に岩合さんから「子犬の写真を撮りたいので、ピレニーズの子犬を紹介してほしい」とお電話を頂き、私の繁殖犬の孫犬、2歳の母犬ルアールを紹介しました。
「子犬」の写真展のはがきに載せれれた「母犬ルアールと子犬」のこの一連の写真は、後に写真集「子犬」に載せられ、このほかのいろいろな本やカレンダーに使われ、ルアールが1991年1月に満12歳で亡くなったその年の、山と渓谷社のカレンダーに、母犬に寄り添う二頭の子犬との、ほのぼのとした写真が載せられていました。
岩合さんは、とてもピレニーズをお気に召され、マンションでなければ飼いたいとおっしゃいました。
あれから30年、地球上のあらゆる地域の野生動物を捕り続け、道ばたの猫にも暖かい眼差しを向けられ、本当に動物がお好きな写真家だといつも感動しています。

子犬の写真をお頼まれした後にも、何回かお頼まれして犬を紹介しましたが、撮影が終わって帰宅されると、必ずお電話でご報告とお礼の言葉を頂き、礼儀の正しい、律儀なお方と感心して恐縮したものです。


椿の花

2010-03-24 08:25:50 | Weblog

春の訪れとともに花々が一斉に咲きだしました。
白石市の、I Hさんから大きな宅急便が届き、中からサクランボのサクラと、杏の蕾の一杯付いた枝がはじけるように出てきました。
隅の小さい袋には、椿の花が入っていて、がくから下は2センチくらい、長いので5センチです。大事に育てた花を一つでも切り取るのをためらわれるお気持ちが伝わってきます。花の好きな私にわざわざ送ってくださったお気持ち、嬉しくて早速食器にオアシスを入れて、飾りました。
すぐ写真を摂ってプリントをしてお礼状と一緒に送りました。(パソコンは有り難い)
自然の作りだす色の美しさにしばし見とれました。


Ch.Tip 'N Chip's Foolish Pleasureとジュディさん

2010-03-16 17:06:08 | Weblog

Ch.Tip 'N Chip's Foolish Pleasureは
1993年のアメリカでオールシステムでナンバー1になった素晴らしいピレニーズです。
ショーの舞台のように緊張してポーズをとったのではなく、お庭で自然な姿で写させていただきました。プレッジャーは穏やかな性格の堂々とした牡犬でした。
プレジャーの息子、のチップン チップス ダブル ユア プレジャーが日本に送られたのは、私たちが帰国する時で、ジュディさんの運転する車に一緒に乗って空港まで送って頂いた時のことが鮮明に思い出されます。この息子犬も性格の穏やかなおっとりした綺麗な犬でした。



Tip 'N Chip Kennels にて

2010-03-16 13:38:49 | Weblog


     コレクションのあるお部屋で

長年活躍されているジュデスさんとディック氏のピレニーズに関するすべてに。感動してしまった私たち3人でした。
写真はコレクションや、沢山の優勝のリボンが飾られたお部屋の一部です。

下はトイレの蓋です。


          


チップン・チップス犬舎

2010-03-16 08:28:48 | Weblog

        チップンチップス犬舎の2010年のGPCAの会報掲載の広告

グレート・ピレニーズクラブ・アメリカは創立75周年を迎えて、4月の25日からナショナル・スペシャルティショーとともに第4回世界大会が開催されます。
私は都合で行くことはせきませんが、1995年の60周年記念の会に参加して充実した1週間を過ごしたことを思い出しました。

その時にチップン・チップス犬舎を訪問し、大変お世話になりました。
ご両親が、1948年からピレニーズを飼われてジュディ・クーパーさんは小さい時からピレニーズと暮らし。良いピレニーズを作出し未だに活躍されているのですから、アメリカでも一番古い犬舎ではないでしょうか。
シカゴのお宅は1万坪以上の広大な敷地の中にあり、犬舎に沢山のピレニーズが幸せに暮らしていました。写真は犬舎です。



日本画家藤島博文先生と鶴とピレニーズ

2010-03-07 12:26:57 | Weblog

日本画家藤島博文(はくぶん)先生のHPの中に、ユキちゃんを見つけだし20年近く前のことを思い出しました。
1991年の春に、国府台にお住まいの先生からお電話を頂き、ユキちゃんに会いに行きたいと思いながら日がすぎました。先生は熱海に転居なさり、鶴をお飼いになってその後テレビの画面で御様子を拝見しましたがそれきりで、たまに頂いた3枚の日展入選作の絵ハガキを眺めるだけでした。

御近況を知りたく検索してみましたら、日展無鑑査になられ、「美意識による人作り町つくり、そして国作り」を提唱され整形外科学会や建築学会など様々な分野で日本各地で講演をなさって活動されていらっしゃいます。
丹頂鶴に魅せられた先生は、鶴が怪我や病気で生命の危機にあった時には、その都度添い寝をしながら献身的な看病をして乗り越えたことを、他の人の記事で読んで感動してしまいました。
鶴は鳥好きな人でも飼うのが難しいと聞いています。

2004年につくば市の谷田部に移転され、「アートサロンつくば鶴の里美術館」を開設されました。