1986年の画像をDVDで見た私は、久しぶりに訪英の思い出が鮮明に浮かび、改めて記憶を確かめています。
フイルムに収めた画像は300枚以上、制作されたビデオのカバーの写真も私が写した写真が使われました。
1985年にミノルタα7000が発売され、このカメラはインターカメラ国際賞、ヨーロピアン・カメラ・オブ・ザ・イヤー・85受賞という世界初の本格的35ミリAFです。
私は、このAFのミノルタと、使い慣れていたキャノンAE-1プログラムとその望遠レンズの300ミリ、そして小型カメラの3台を持って行きました。
世界の事情も、カメラも20年の間の目覚ましく変わりました。
フイルムカメラで写した写真を、デジカメで複写してパソコンに保存しているのですが、早くスキャナで取り込みたいものです。今度のプリンタは、多彩な機能を搭載していて、スキャナもありますが、まだ使い方を調べていません。
イギリスに行く前に、先にフランスの有名犬舎を訪問をするので、9月16日に成田を出発しました。出発の前日にフランスでテロ事件があり、ビザのなき者は入国を禁ずという報道が流れ、命がけで成田を発つ私たちは、MHKのニュースに取材されてしまいました。ピレニーズを見に行くなんて言えない状況でした。
パリに無事着いて、翌朝ホテルの前をけたたましく警察の車が何台も走りました。
ホテルの近くで大きなテロ事件があり5人死んだことは、フランスの新聞を読めない私たちには全くわかりませんでした。
パリから西に100キロ近くの田園地帯にある、世界でも有名な「グラン・バウ」犬舎を訪問ししました。
40頭のピレニアンがいて、ご自慢の犬を見せていただき、犬種についての細かいお話を聞いて、勉強になりました。
写真は、グラン・バウ犬舎のマダム、DOCQINと雌犬のシスコスです。
フランスのピレニアンは、本当に優雅です。
1986年製作のビデオテープは、ドッグショーと有名犬舎訪問とピレニアン賛歌の映像と音楽だけの3本作られました。
ドッグショーと犬舎訪問は私のレポートということで、説明を入れるように言われ、虎ノ門のビクターに吹き込みに行きました。準備も練習もしないで話している自分の声をDVDで聞いて、恥ずかしくなりました。
でも動く映像が残っていたことに感謝しました。
1986年にイギリスのクラブの50周年記念の祝賀会とドッグショーが開催され、私どもピレ仲間7人とビデオ制作会社の二人合わせて9人は9月に成田を発ちました。
先にフランスの有名犬舎を訪問してからイギリスに行き、ドッグショーを観戦し有名犬舎を訪問しました。プロのカメラマンが撮ったビデオは編集されBGMを入れて製作され、販売されました。
20年も過ぎた昨年、友人がDVDにダビングして下さいました。
新しいパソコンにDVDを入れて、久しぶりに見ることができ、懐かしく思い出して感慨にふけりました。
初めてイギリスで、ショー観戦した私は、夢かと思うほど感動したのを覚えています。
日本のドッグショーとは規模も内容も雰囲気も全く異質な世界でした。
写真のように緑の芝生の上で、愛犬と楽しく参加する様子は日本では考えられないものでしたから。
現在フランスのピレニーズクラブの会長のアラン・ペクー氏がジャッジで、190頭のピレニーズが出陳されたのです。
新しいパソコンに、前と同じようにソフトを入れたり、CDに保存してあった画像を入れる作業は、予想以上に手間がかかります。
NTTデータシステムズの水彩7のソフトを再インストールするのに、シリアルナンバーなど記憶がなく、困りはてていたら、それらしき数字の入ったシールがユーザーズマニュアルの表紙にはってありました。
それを入れてもインストールできず、サポートセンターにメールをして、ようやく今日返事をもらえて、インストールできたばかりです。
オリンパスカメラやジャストシステムのソフトでもパスワードが記録してなくて苦労しました。初めてインストールしたころは、再インストールすることなんて全く頭になく、知識もなかったのですから。
ブログの画像入れが途中で変なものが出てきてできません。しばらくただのコピーで貼り付けます。ワッペンの写真を入れてみました。