私は4人兄弟の長女で下の弟は昨年亡くなりましたが
昭和7年生まれの妹と、昭和8年生まれの弟は元気です。
先日、育った家の床の間の写真が出てきたので二人にメールで送りました。
妹から、子供の頃、天袋に赤い表紙の分厚い「家庭の医学」が入っていて
踏み台に乗り、こっそり取り、写真や絵を見て急いで元に戻しましたと
当時秘密にしていたとメールがありました。
床の間の掛け軸は父が弟が生まれたときに書いた 慈悲寛大自己反省です。
この中の一字が名前になっています。
床の間の真ん中には、母の活けたオモトの葉を組み合わせた活花、
古流(桑原専慶流)が置いてありますとメールを受けました。
一枚の写真から、過去の思い出が鮮やかに浮かんできました。
慈悲寛大自己反省ですか・・・原本は廣池千九郎の書ですね。柏市での高校時代の寮の集会室にこの書が飾られていました。懐かしいです。