「
「あー好かった!」 と黒猫さんは私の腕の中で安堵の表情、
またお家の中で暮らせるかも・・・
一昨年、雨の降る6月13日、ニャーという猫の鳴き声で娘とある場所に駆けつけました。
雨の中、出口のない場所に入ってしまった黒い猫がいたのです。
抱き上げて連れて帰り、とりあへず私たちの部屋に入れると、気が狂ったようにうれしくて部屋中を走り回りました。
濡れた体を拭いて餌を食べさせると2日も何も食べていなかった様子です。
落ち着くと私の膝に乗って顎の下に顔を埋めたりして甘えてきます。
そしてこの表情、娘が撮った写真ですが、目の表情で本当に安心した様子です。
しかしこのマンションでは飼えないので、ゆっくり休ませてから外に放し元の居場所に帰るのを願うばかりでした。
数日して近くの大きなマンションの広場で5匹の猫たちと遊んでいるのを発見
安心しました。
近くの人の話で、そのマンションに住んでいたお婆さんが部屋で数匹の猫を飼っていましたが
急きょ入院か何かの事情で猫たちを外に出していなくなったのだそうです。
アメリカンショートヘアーとあとは普通の猫ですが黒猫さんもその中の1匹だったのでしょう。
私の腕の中で、またお部屋で楽しく暮らせると思ったに違いありません。
その後も広場で自由に暮らしているのでいつもそっとみまもっていました。
この辺は隠れ愛猫家?が沢山いるので野良猫たちは食べる心配がありません。
その後2か月くらいで見えなくなったのですが、9月になって200mくらい離れた場所のお家で飼われているのを発見!奥様にいろいろお話を伺いました。
奥様と朝から公園にお散歩にでたり、自由に暮らしています。
黒さんを娘と助け出さなければ、食事も取れず、人眼の届かない場所なので
雨にぬれて死んでいたかもしれません。
暖かくなったらお外に出るのでまた会いに行くのを楽しみにしています。