つれづれ日記

心と目の記録

兄弟の集り

2017-10-26 15:55:34 | Weblog


 暖炉の上の絵皿  
 

 私は長女で、妹は85歳、弟は84歳、下の弟が78歳の4人兄弟です。
 お陰様でみんな元気な老人です。
 
 先日妹の家に招待され,3夫婦と私の7人で楽しい一日を過ごしました。
 
 妹と上の弟は今もそれぞれの地元の絵画教室に通って絵を描いています。
 二人とも初めは油絵でしたが、年をとってからは水彩画です。
 
 弟の沢山の絵を説明を聞きながら見せてもらい、
 次に妹の絵を見せてもらい、小さな観賞会をしました。

 血の繋がった兄弟の作品を見るのは
 描く時の苦労や気持ちが伝わり一枚一枚の絵に
 胸がわくわくした事に気が付きました。
 小さい時からの何十年の思いが胸の底にあるからでしょう。

 昔パリに住んでいた妹夫婦の家には家中のあちこちに
 外国の美術品が飾ってあります。
 帰るとき何気なく撮った暖炉の上の絵皿と置物の写真を
 パソコンで画像を大きくして見たら、一枚一枚のお皿と
 置物の素晴らしさに魅了されました。
 

 
 


ピレニーズのネクタイ

2017-10-16 15:37:16 | Weblog





急に寒くなりました。

膨大に増えたピクチャの整理をしないといけないと思いながら


なかなかできず、一枚一枚の画像を見るとつい、思い出に引き込まれてしまいます。

ピレニーズのネクタイをアメリカのカタログから見つけて

早速注文した時のワクワクした思い

 外国に送金するのに神経を使ったことを思いいだします。

 後にアメリカから買った、Tシャツの絵を挟んでカメラに収めてありました。


マネの絵の団扇

2017-10-09 15:08:20 | Weblog
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「団扇と婦人」 エドゥアール・マネ (1832-1883)
古いアルバムを見ていたら、1973年の春にパリの
ルーブル美術館に行った時の写真がありました。

私が大きな絵の横に立っていて、右端には有名な
マネの「笛を吹く少年」の絵が半分みえます。

大きな絵について調べると、マネの「団扇と婦人」でした。
説明文によると

「この肖像画に描かれた ニナ・ド・カリアスは
マネの友人で著名な文芸サロンの主催者である。
やがて酒に溺れて39歳の若さで早逝するが、
優れた音楽家の顔を持つ多彩な婦人であった。

この絵はニナのアパートを再現して
マネのアトリエで描かれた。

背景の壁面に一杯の散らされた団扇はピンで止めただけである。
日本趣味が当時流行したのでそのアパート室内は
日本のがらくた品であふれていた。

日本好みだったマネの趣味がよくわかる作品である」


44年目に見た写真から思わぬことを知りマネについて
深く思いを馳せました。