「老いる意味」の本と、犬との相性

先日妹からこの本が届きました。

森村氏88歳、妹89歳で、妹プラス3歳が私です。

 

長い人世を回想する毎日の私ですが

現実の毎日はやりたいことの何分の一も出来ずに日が経ってしまいます。

終末の準備をと思いながら、洋裁の縫う予定の生地はそのままで

描く予定していた油絵は下書きだけ、

もう諦めるしかないと、ようやく覚悟を決めました。

 

「老いる意味」は人により違うのですが、色いろ考えさせられました。

 

3人の娘たちはそれぞれの生活があり、趣味も違うので

私の子供の頃に描いた絵や書、12歳から書いた日記帳や、

絵巻物は私が死んだら如何なってもよいと割り切っています。

私の両親の、100年以上前の日記帳などは弟と妹が大事に保管しています。

 

私は40歳の時ピレ二アン；マウンテンドッグ（グレートピレ

ニーズ）めぐり逢い、魅力のとりことなって、犬種について探求し

拙著「素晴らしきピレ二アン」が出版されたことで

多くの愛犬家たちとの交流ができ犬好きの私にとって誠に幸運でした。

 

二歳の頃忠犬ハチ公とふれあい、子供の頃にはコロちゃんとの生活

戦争で悲しい別れをしたけれど、私の宝でした。

 

私の犬に対する思いは一般に愛犬家にも理解できないほど

強烈な人間のようです。

他人にかみつく犬の相談を受け、その犬に会いに行った時

近寄らないで下さいという飼い主の言葉を聞きながら

犬の目を見ながら地べたを這って、犬より下から話しかけ

その犬がとても喜んだことがありました。

シャイな犬の心理を想って行動すればできることです。

子供の時動物園の猿の檻に手を入れ、傷を受けて何針も縫った時の傷は

数十年消えませんでした。嚙まれることが怖くないのですから

おかしな人間なのかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1

 

ピンクの毛布に寝る野良ネコさん

ピンクの毛布に野良猫さんが寝ています。

このお家は自営業で庭の駐車場にトラックが2台止めてあり

奥に倉庫があります。

積んである荷物の奥にノラ猫さんが住んでいて

近所の愛猫家さん達が勝手に入って餌や敷物を運んでいます。

庭に亡くなった愛犬のお墓が建ててあるほどの、動物好きのご家族が暖かい目で見て下さり有難いといつも思っています。

 

強烈な夕焼け

2,021年10月21日　16時40分　夕焼け

 

昨日の富士山に感動し、朝西の空を見たら曇り空でただの空。

昨日の夕方、目の前のマンションが急に赤く染まったのでベランダに飛び出しました。

とろけるような真っ赤な太陽が沈むところです。

画像では表せないのが誠に残念！

左の二本の送電柱の向こうに富士山があるのです。

刻々と映る大自然のアートに感動しました。

 

久しぶりに富士山が見えました。

2021年10月20日 9時14分

毎朝べランダに出るとまず西の空を見ます。

久しぶりに富士山を仰ぎました。頂上だけですが。

ここから百数十キロ離れているのに

レンズを通して身近に感じられ圧倒されます。やはり

富士は日本一の山！

 

 

 

忠犬ハチ公を撫でた私

忠犬ハチ公

渋谷の日赤病院で生まれた私は渋谷に住んでいました。

2歳のころから渋谷駅の忠犬ハチ公に会いに行き

頭を撫でたと母が話してくれました。

私の犬好きは、忠犬ハチ公から始まったのです。

3歳で吉祥寺に転居して隣のセッターと仲良くなり

8歳の時雑種のコロちゃんを家族に迎えました。

戦時中は空襲警報が出るとコロを抱いて防空壕に入りましたが終戦の年の

7月に広島県に疎開するときには犬は連れられず、知人に託して別れました。

終戦になり9月に帰郷、すぐに知人宅に行くともう亡くなりましたと。

辛い辛い思い出です。

 

ピレニーズが92頭出陳された1994年本部展

1994年4月3日　FCIアジアインターナショナル　ドッグショーが開催されました。

JKC年間最大のドッグショーで106犬種、トータル3986頭のエントリーがありピレニーズは92頭のエントリーがありました。

写真は牡のＣHクラスの診査風景です。

ジャッジはオーストラリアのグラハム・ヘッド氏です。

当時使用したカメラは忘れましたが、ぼけていて全頭入りきれない光景ですが、良き思い出と記録です。

1970年代は日本ではピレニーズは頭数が少なく珍犬でしたから

ドッグショーには、わが家の雄レオと雌のベルだけの2頭の出陳の時もありました。

「ベルとセバスチャン 新たな旅立ち」のDVD

名犬ジョリーの原作　「ベルとセバスチャン]の[新たな旅立ち」のDVD

35年以上前からのピレニーズの親しい友人三重県のM様が

ベルとセバスチャンの「新たな旅立ち」のＤVDを送ってくださいました。

97分のＤVDの、ベルとセバスチャンを追いかけて見る私は

実際のその場にいるような感動！

日本では絶対できない映画で、モデルになったピレニーズの

賞賛の言葉も見つからないほど見事な自然の演技、

久しぶりに興奮状態です。

有難うございました。

 

 

 

2013年ピレ二―ズ思い出のドッグショー

コロナ禍の毎日は過去の思い出ばかり楽しんでいます。

 

2013年の4月にFCIジャパンインター観戦のブログに書いてあります。

来賓席からマティス君にカメラを向けるデビ夫人がいらっしゃいました。

親し友人のO様がスエーデンのブィスカリー犬舎からマティスを迎えた時

空港にご一緒してから、我がピレのような思いで見守ってきたので

嬉しくってシャッターきりぼけていますが記念の写真です。

この東京ビッグサイトで開かれた年間最大のショーには、

100犬種以上の犬が2355頭出陳され、ピレニーズは28頭の出陳でした。

アルゼンチンからのジャッジ、デビット・オヤルボに選抜されたのは

雄BOBはマティスで,雌のBOBはマドンナでした。

懐かしい貴重な思い出です。