イギリスの動物画家Maud Earlが描いた「ミラノ―ロ パトー」
1909年にイギリスのローズベリー卿の息女シビル・グラント夫人により初めて繁殖のっ目的で、フランスからピレニーズが持ち込まれました。
ピレネー地方を広く旅行して、シビル夫人は自分で良い犬を選び、犬舎はイギリスに登録され人気を博しました。
この絵はシビル夫人ご自慢のミラノ―ロ パトーで、比較的鼻は短い毛吹きのよいがっちりした犬です。
人類史上最初の世界大戦(1914~1918)が始まりこの犬舎はつぶれました。
この第一次世界大戦では、フランスの犬たちも多くの犬たちは死んで、元気なピレニーズは運搬作業に利用されました。
フランスとスペインの国境を超え、禁制の物資を運ぶために使われ、税関の目を避けて危険な脇道を上手に歩いたのです・