つれづれ日記

心と目の記録

烏瓜の花

2007-09-20 23:08:00 | Weblog

 烏瓜の花

日が暮れると隣家の塀に数メートルにわたって絡まっている烏瓜の花が咲いて、しばし見とれてしまう。
レース状の美しい花に雄花と雌花があるとは知らなかった。雌雄異株で、1つの株には雄花か雌花のいずれかのみがつくのだそうだ。参考の写真を見ると、上の写真が雌花で、下の写真が雄花のようだ。

 

  雌花は切り取ってきて室内で撮影、雄花は塀に絡まっているまま撮影した。動かすとレースが絡まってしまう。

 5枚の花弁縁部が紐状になって伸び、7~10cmくらいのレース状に広がる。
資料によると、受粉の為に夜行性の蛾をひきよせる為と考えられ、スズメ蛾のような大型の蛾が飛来し、吸蜜、受粉に当たるという。何とも不思議な自然界の営みに感心してしまう。


シフォンちゃんの絵

2007-09-13 23:27:26 | Weblog


  シフォンちゃん  (油彩 6号)

4年前の5月にビバルディーの曲を唄うピレニーズのマフィン君を亡くされたT様は、アメリカの有名犬舎のホームページで、マフィン君の命日に生まれた子犬を見つけ、マフィンの生まれ変わりと思い、早速電話をして譲っていただくことにし、4ヶ月になった時にご夫妻でニューヨークまでお迎えに行った。
シフォンと名づけてT様の大事な家族となった。
一人娘のお姉さんは留学中なので、シフォンが一人娘として幸せな毎日を送っている。
バラ園で写した「バラの香りを嗅ぐ美女シフォン」の写真を送ってきて、絵に描いて欲しいといわれ、描いた絵が出来上がった。
シフォンちゃんは、歌は唄わないけれど、歯科医院のセラピードッグとして、多くの子供やお年寄りに可愛がられ、立派にお役目を果たしている聡明なピレニーズだ。
4ヶ月で成田に着き、検疫所にいる時に逢いに行ってからのお付き合いなので、シフォンへの思いを込めて描いた。バラ園のバックと、花びらの散る地面を描くのが難しかったが、表情はよく似て描けたと思う。


ジンジャーリリー

2007-09-06 22:38:09 | Weblog

ジンジャーリリー

A様のお庭に咲いたジンジャーリリーの花を頂いた。
美しい白花はよく見るが、初めてみた2種の色合いが気に入ってしまい、甘い香りに包まれながら、幸せな時間を過ごしている。
  ジンジャーリリー (花縮砂)
    しようが科 へディキューム属
    原産地 インド マレーシア 
  代表的なのは純白の花のコロナリウム。
  上の写真は頂いた花
   黄花縮砂(ガードネリアラム)と
       肉色縮砂(カルネウム)

      この他に紅花縮砂があるそうだ。
      高さが1mから2mにもなり、花期は一般に8月9月
            花言葉は、 慕われる愛

  肉色縮砂


青いバンダの二番花

2007-09-01 23:27:08 | Weblog

バンダ

6月3日にアップしたブルーのバンダの花が終り、ベランダの涼しい日陰に2鉢をおいておいた。
デンドロビュームなどと違い、バンダは管理が難しいので、もうニ度と花を咲かせることは出来ないと思い込んでいたのに、一株の方に8月になって花芽が2本でてきた。
大事に見守っていたら、立派な花を咲かせてくれ、毎日楽しんでいる。
健気に生きるバンダに元気を貰い、はや9月を迎えた。

バンダ種について改めて調べると、「通常夏に開花、風通しの良い戸外で、半日陰で鑑賞する」とあるので、偶然に環境が適していたのだ。
バンダ  ラン科バンダ属
     単茎種の着生ランで胡蝶蘭と同じ仲間
     原産地 インド、ネパール、ビルマ、タイ、
           フィリッピン、インドネシア
     花言葉 身軽
東南アジアなど標高500mから1000mの高いところに生息している。樹木の5mから10mぐらいの高い風通しのよい場所に着生して育っている。
水は霧の多い地域なので其の水分を吸って生育している。
名前はサンスクリット語のバンダからきていて、意味は「まとわりつく」。 木にまとわりついて生きていることからそう呼ばれるようになったようだ。
根が空気中にさらされているので、普通の洋ランのように、ミズゴケや軽石などの用土に植えると根腐れをするので、用土は使わずに、バスケットの中に根を入れて育てる。
用土を使わない洋ランは初めてだったので、常に霧吹きで水分を補給した。9月中旬から4月までは室内に入れて管理し、冬でも最低15度の温度を理想とするそうだ。

用土を使わないので、水分を補給しないと死んでしまうので、行く末が心配。