バンダ
6月3日にアップしたブルーのバンダの花が終り、ベランダの涼しい日陰に2鉢をおいておいた。
デンドロビュームなどと違い、バンダは管理が難しいので、もうニ度と花を咲かせることは出来ないと思い込んでいたのに、一株の方に8月になって花芽が2本でてきた。
大事に見守っていたら、立派な花を咲かせてくれ、毎日楽しんでいる。
健気に生きるバンダに元気を貰い、はや9月を迎えた。
バンダ種について改めて調べると、「通常夏に開花、風通しの良い戸外で、半日陰で鑑賞する」とあるので、偶然に環境が適していたのだ。
バンダ ラン科バンダ属
単茎種の着生ランで胡蝶蘭と同じ仲間
原産地 インド、ネパール、ビルマ、タイ、
フィリッピン、インドネシア
花言葉 身軽
東南アジアなど標高500mから1000mの高いところに生息している。樹木の5mから10mぐらいの高い風通しのよい場所に着生して育っている。
水は霧の多い地域なので其の水分を吸って生育している。
名前はサンスクリット語のバンダからきていて、意味は「まとわりつく」。 木にまとわりついて生きていることからそう呼ばれるようになったようだ。
根が空気中にさらされているので、普通の洋ランのように、ミズゴケや軽石などの用土に植えると根腐れをするので、用土は使わずに、バスケットの中に根を入れて育てる。
用土を使わない洋ランは初めてだったので、常に霧吹きで水分を補給した。9月中旬から4月までは室内に入れて管理し、冬でも最低15度の温度を理想とするそうだ。
用土を使わないので、水分を補給しないと死んでしまうので、行く末が心配。