つれづれ日記

心と目の記録

記憶と記録

2020-10-22 10:05:02 | Weblog
2020年10月18日 16時50分 夕焼けの富士山



久しぶりにベランダから夕焼けの富士山が見られ感動!
コロナ禍の毎日は過去の記憶を思い出すばかりです。

記憶は消えるが記録すれば残り続けるといわれます。
1945年(昭和20年)終戦となり女学校の4年生から5年生で大学受験までの
細かく記されている日記を読み返しました。
「停電する日が多く、妹と弟と3人で配給された1本の蝋燭を炬燵の上に立て
蝋燭がなくなると、配給された魚油のランプをつけて勉強した。」と。
戦後の混乱期には電力不足のために194611月に、
電気需給調整規則が交付されたのです。

試験の時には2時ころまでにわか勉強をして、母にもう寝なさいと何度も声をかけられました。
当時の戦災孤児や引揚者の生活は如何ばかりだったのでしょう。
長い人世の記憶をしみじみと思い返しました。







猫の母と子ブロックを登る

2020-10-15 10:16:52 | Weblog
7階のベランダから、野良猫のシロちゃんの様子を見るのが毎日の楽しみです。
1週間前から子猫のグレーさんの姿が見えなくなり
2匹の子猫の成長を見守っています。
母猫のシロちゃんが子供の教育をする様子は感心するばかりです。
この日は垂直のブロックの塀を登ることができました。





上手に登れて右のほうに歩いてお庭に飛び降り今日の日課は終わりのようでした。





チェリーの思い出

2020-10-06 17:11:01 | Weblog
テラスでくつろぐチェリー 1991年

1970年からピレニーズのロミを飼育し20数年の間の最後の
4頭目のピレニーズのチェリーは,ショードッグではなく、
自由に気楽な犬生を送りました。
50年前にはピレニーズは珍犬でショーに出した時、何犬か知らないジャッジがいた程です。
ピレニーズには必要な狼爪を見て切り取るように言われ
何ども説明したりしました。
ロミをドッグショーに出陳しChに仕上げ、Am Chのマックと交配して、
生まれたA胎のレオをショードッグとして育て、当時のワールドChに仕上げました。
B胎をブリードして雌のベルをChに仕上げましたが
当時理想の交配相手の雄がいないので一度も繁殖はしませんでした。
ベルが6歳の頃友人のピレニーズの子犬を迎えました。
ベルの系統の血が入った犬同士の子でショードッグにはなりませんが
ベルにとっては、2頭での楽しく生き生きとした生活ができ
本当に良かったと思いました。
ベルが13歳で亡くなった後の寂しそうなチェリー
犬舎(写真の左側)と庭とリビングの自由な生活をして
12歳半の犬生を送りました。