1983年の9月29日。
私は成田空港にアメリカ人のポール ストラング氏を一人で迎えに行った。
世界中でピレニーズの神様と言われているこの犬の権威者である。著書の「コンプリート グレートピレニーズ」の内容について初めて手紙を出したところ、急の来日と言う結果になり、写真でしか知らないストラング氏を一人で出迎えるのは、生まれて始めての事で、不安で一杯であった。
英語もろくに話せないで、相手はアメリカ人。心臓はどきどき!
私の目印として、フランス製のピレニーズの大きなぬいぐるみを持って出迎えたので、すぐに分かって下さり、優しく穏やかな方で安心した。
其の29日から10月10日まで日本滞在中の、日程からホテルまで、自分ひとりで取り仕切った。
講演会を学士会館で開き大成功で皆に喜ばれた。東京をはとバスで案内したり、京都、広島など地方のピレニーズ愛好家にお願いして、日本でのピレニーズの幸せな飼育を見て頂き、観光を楽しんで頂いた。
ストラング氏とお話をし合い、質問をして教えを請い、ピレニーズのスタンダードを細かく深く教えて頂き、英、米の本やクラブの会報で得た知識で分からなかった大事な事が理解でき、開眼させられた。
私宅ではお座敷に泊って頂き、家族やベルとチェリーと庭で写真を撮ったり、楽しい思い出だ。
9月29日は私の人生の中で、忘れられない日なのである。
私は成田空港にアメリカ人のポール ストラング氏を一人で迎えに行った。
世界中でピレニーズの神様と言われているこの犬の権威者である。著書の「コンプリート グレートピレニーズ」の内容について初めて手紙を出したところ、急の来日と言う結果になり、写真でしか知らないストラング氏を一人で出迎えるのは、生まれて始めての事で、不安で一杯であった。
英語もろくに話せないで、相手はアメリカ人。心臓はどきどき!
私の目印として、フランス製のピレニーズの大きなぬいぐるみを持って出迎えたので、すぐに分かって下さり、優しく穏やかな方で安心した。
其の29日から10月10日まで日本滞在中の、日程からホテルまで、自分ひとりで取り仕切った。
講演会を学士会館で開き大成功で皆に喜ばれた。東京をはとバスで案内したり、京都、広島など地方のピレニーズ愛好家にお願いして、日本でのピレニーズの幸せな飼育を見て頂き、観光を楽しんで頂いた。
ストラング氏とお話をし合い、質問をして教えを請い、ピレニーズのスタンダードを細かく深く教えて頂き、英、米の本やクラブの会報で得た知識で分からなかった大事な事が理解でき、開眼させられた。
私宅ではお座敷に泊って頂き、家族やベルとチェリーと庭で写真を撮ったり、楽しい思い出だ。
9月29日は私の人生の中で、忘れられない日なのである。