つれづれ日記

心と目の記録

ピレニーズの発祥の地ピレネー山脈

2014-09-23 16:40:41 | Weblog

私がピレニーズを飼った1970年当時は一般にピレニアンと呼んでいました。
ピレニアンの発祥の地ピレネー山脈は、
フランスとスペインの国境で長さ430キロに及ぶ大山脈です。

ピレネーの山に立つつピレニアン。フランスのサイトより画像をお借りしました。

ピレニアンの祖先は紀元前540年ころ中央アジアからシベリアに発祥し
アーリア族のヨーロッパへの移住に伴いやってきたと言う説とフェニキア人の貿易商人により
地中海を経てスペインに連れてこられフランスにうつり、土着犬と混血して
ピレニアンが誕生したという説が一般的です。
そして外の犬種との交雑がなく今まで純粋な血統を保ってきた犬であることは
この犬種の誇りであります。
ピレニアンを家族に迎え、歴史を掘り下げて探究し、優雅なピレニアンの外見だけでなく
内面の魅力の虜になってしまったのです。

 


ピレネー山脈の山の犬

2014-09-15 10:49:09 | Weblog

44年前の当時珍犬だったこの犬種について日本には書いた本はなく
犬の洋書を探して1ページでも出ている本を買い集めたり、専門書をアメリカに注文しました。
ピレネー山脈をよく知らない私はフランスの地図を買い本に書いてある地名を探しました。
ピレニーズの歴史は古く、紀元前から調べるのに西洋史の勉強です。
2年以上かかってピレニアンのガイドブックを書き上げ友人のN様が編集印刷して
二人で私費出版したのがこの本です。
NHKのアニメ「名犬ジョリイ」の製作のお手伝いをしたときスタッフに30冊以上お渡しして
ピレニアンのすべてを理解していただきました。

この本の右下にピレネー山脈の写真を重ねて名前を隠そうとしましたが画像ツールが出なくてできませんでした。

 

 

 

 


ピレニーズに魅せられて

2014-09-10 18:16:40 | Weblog

一代目のピレニーズ ロミちゃん    1973年


日本犬が亡くなった翌年1970年は犬年で、銀座のMデパートで
犬の展示会があり、そこで初めて大きなまっ白い犬をみました。
ピレネーの山の犬と説明がありました。早速本で調べ
鎌倉のピレニーズ専門のハウス ユキエ犬舎から45日の子犬を我が家に迎えました。
、今までの犬の概念とは違う犬の内面の魅力にはまり、
そこから私はピレニーズの虜になってしまったのです。

 

 

 


16歳のピレニーズに喝采

2014-09-05 10:26:14 | Weblog

16歳のTiaちゃんがバースデーケーキをお味見しています。

2014年5月のアメリカのナショナルスペシャリテイ ドッグショー(全米のピレニーズだけのショー)
のリングに登場しゆっくり歩いて拍手喝采を受けたそうです。

ピレニーズの寿命は11歳から12歳とフランスでいわれています。
日本では1970年代には9歳くらいで亡くなっても当たり前でした。
獣医学が発達し、環境に恵まれ寿命が延びましたが
超大型犬の寿命は13歳過ぎまで生きるのは少ないので
16歳で歩けるピレニーズは本当に信じられません。
人間も90歳で老衰する場合と、100歳でも元気な人がいるように
個体差はありますが、日本で16歳まで生きたピレニーズは
1頭しか知りません。
Tiaちゃんはアメリカの会報やFBに載ってピレニーズ界の希望の光です。