つれづれ

名古屋市内の画廊・佐橋美術店のブログ

お休み明けに 

2025年01月21日 | 福井良之助展
日曜、月曜とお休みをいただき、店に吊るしていますミューラーの天吊灯のランプが切れたので電気屋さんに探しに行ったり、銀行に行ったり、食品のお買い物に行ったり、兎に角展覧会前に済ませておきたいと思っていたことができました。

小さなランプ一つ探すのにもひと苦労しますが、どのお店に行っても「すみませ~ん、ちょっと教えていただけますか?」の声掛けの名人になりましたので、なんとか結果は得られています。が、その「すみませ~ん」のお声がけのお相手にも、少し人選にミスがあると忽ちこちらが惨めなそして非常に感じの悪い思いをしなくてはならなくなりますので、、、まず日ごろ鍛えている「見る力」で係の方達の動きをチェックするのに、少々時間がかかります。

私は大変な方向音痴ですが、どういうわけか?人に道を尋ねられることが多くあります。そうした場合「ごめんなさい、わからないので」とか「すみません、私、方向音痴なものですから」とか素直にお伝え出来ず、知ったかぶりをして必ず逆の方向を教えてしまう~という犯罪歴も多く、その罪の意識を払しょくするために、その時に道をお尋ねくださった方の私への人選について「優しそう、お世話をやいてくれそう!は正解です。が、最も大切な土地勘や地図を見る力がありそう!の判断はお間違いです」と評価を差し上げたい、言い逃れをしたい気持ちでいっぱいになってしまいます。


人当たりの良い人より、中身、技術や知識が本当にある方は案外ぶっきらぼう!というのが、最近の私の一人暮らしで得た経験ですけれど、なかなかぶっきらぼうな人に声をかけるのって勇気がいりますね。


当店の展覧会で扱わせtいただいた作家別にいうと、ぶっきらぼう度が一番高いのは森芳雄かな?と思っています。





そして、けっしてぶっきらぼうではないのですが、かといって人当たりがよいというわけでもなく、とても不思議なのが福井良之助ワールドです。

先ほど、二日ぶりに店に出てみますと、おそらく過去一番に店内が静まりかえっていました。そして、結局山口薫は寂しがり屋さんだったのか?と思えました。あの色彩の豊かさが、一気に雪に埋もれた感じが致します。

それが雪景色だけのものなのか?雪景色ばっかりだからなのか?土曜日までに
感じ分けてみたいと思っています。

作品は本日よりご覧いただくことが可能でございます。
よろしければご高覧くださいませ。






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