とても素敵な作品だなぁ~と先日初めてこの作品を見たときに思いました。
鉛筆・油彩・紙 「わが庭・茶色い竹」 15.3×20.6㎝の小さな作品です。
ただ、実際に何が描かれているのか?の解釈は難しいと思いますし、この初見の感動以外に何かご説明を加えるのはかえってこの作品にはマイナスなことだと思いますので、お求めをお考えになってくださる方がいらしゃいましたら、ぜひ実作品をご覧いただきたいと考えています。
山口薫はとくに水彩や素描で、自宅の庭の様子を描きました。
ときには、そこに椅子やテーブルがあったり、クマちゃんが寝転んでいたり、
また竹が描かれていたりします。
この作品の前面に鉛筆で描かれた三本の縦の線は、果たして竹なのかもよくわかりませんが、作品にある緊張を与えて、奥に描かれている黄色や茶色い塊、木々?を幻想的に見せてくれています。
庭というより、一種の風景画のような印象でしょうか。
お値段のこともあるかと思いますが、結局ご来店のみなさまは何度もこの作品をご覧くださっているように感じてします。
素敵な作品。
結局その言葉が一番似合う小品なのだと思います。
鉛筆・油彩・紙 「わが庭・茶色い竹」 15.3×20.6㎝ 東美鑑
☆彡
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