明日はたぶんいい日が来る！

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【贈る言葉】

今日は悲惨だけれど、明日はたぶんいい日が来る。Better Tomorrowと考えるんだね。

　　　　　　　　　～佐藤芳之～

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【本文】

■明日はたぶんいい日が来る！■

佐藤芳之氏はケニアナッツカンパニーの創業者だ。

彼がケニアに渡ったとき、内戦で国は荒廃しきっていた。

住民は働く意欲もなく、ただ難民支援の食料を頼って生きていた。

彼は考えた。

「今日は悲惨だけれども明日はたぶんいい日が来る」と。

住民にナッツの苗木を有料で配った。

お金を出して買ったナッツの木だからみんな大事に育ててくれると考えたのだ。

ナッツの実は全て買い取り、さらに会社に来て商品の加工に従事してもらった。

機械化は極力せずに人海戦術で加工することにしたのは、一人でも多くの住民が工場で働き、賃金を得てもらうためだ。

「明日はきっといい日が来る」と信じて頑張ることはとてもいいことだ。

　　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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「どこでも出来る化」が空洞化を招いた！

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【贈る言葉】

日本のモノづくりは何もかも規格化、標準化、マニュアル化が主流になった。それでは、「どこでも出来る化」、「誰でもできる化」になり、再び成長路線に乗れるかというと乗れないと思う。

　　　　　　　　　～渡辺良機～

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【本文】

■「どこでも出来る化」が空洞化を招いた！■

日本は、モノ作りの空洞化が叫ばれてから久しい。

日本やアメリカで特許を取得していても中国で特許を取得していなければ全部利用されてしまっても文句は言えない。

中国新幹線は国産技術だと自慢しているが、日本からパクった技術が大半だそうだ。

日本人技術者が教えてしまった技術も多い。

日系企業で働けば日本の技術をパクることができる。

しかも日本企業は、規格化、標準化、マニュアル化が得意だから技術・ノウハウが流出してしまった。

その結果、中国に限らず「どこでも出来る化」、「誰でもできる化」を招いてしまった。

特殊なバネを多品種微量生産している東海バネ工業は大事な技術ノウハウは職人から職人へと継承されているからどこでも、誰でも出来ないのが最大の強みである。

　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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