「何歳のときどうなっていたいか」で人生計画を！

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【贈る言葉】

計画という手順を踏む目的は、何をする必要があるかについて明確なアイディアを得ること、つまり頭の中にはっきりとしたイメージを描くことだ。

　　　　　　　　　～ケリー・グリーン～

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【本文】

■「何歳のときどうなっていたいか」で人生計画を！■

品川女学院という超人気で偏差値の高い女子高があるが、かつては廃校寸前まで追い込まれたことがある。

２８歳の時点でどうなっていたかを目標に人生計画を立てさせられるからみんな真剣だ。

医者になって病気の人を助けたい。

弁護士になって弱い立場の人を助けたい。

生物の研究者になり、絶滅危惧種の動植物を増やしたい。

品川女学院の生徒に将来何になりたいかを聞くと全員が上記のように即答してくれる。

女性は出産できる期間があるから結婚や出産についても真剣に考えなければならない。

２８歳時点での目標を達成させるために勉強もがんばれる。

昼休みの職員室前の廊下は毎日臨時の塾になり、先生も熱心に生徒と向き合う。

頭の中にはっきりした人生計画を描きながらの学校生活は楽しさ一杯だ。

　　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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値引きをしない強い会社になる！

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【贈る言葉】

お客が高いといえば最終的にはトントンにまで値引きして注文をもらうものだと思っていた。だが、そこでお客の言いなりになってはダメ。値引きは絶対にやらないと決心した。

　　　　　　　　　～渡辺良機～

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【本文】

■値引きをしない強い会社になる！■

日本の製造業は、大量生産でコストを下げることに成功し、輸出で発展してきた。

大量生産を支えたのは自動化技術と自動化設備だった。

さらにマニュアル化、標準化で誰がやっても品質の揃った製品が作れるようにするという生産技術もすばらしい。

だが、コンペティター（競合相手）に追いつかれたり追い抜かれたりする。

だから注文をとるためには値引きという手段が最後の切り札になる。

真綿で首を絞められ、経営は苦しくなる一方だ。

一方、少ないが値引きをしない強い会社があり、そのような会社はダントツの差別化された製品を持っている。

他社でおいそれと出来ない製品だから、「値段が合わないとおっしゃるなら他で調達してください」とやんわり言えるのだ。

東海バネ工業の多品種微量生産の特殊バネは値引きとは無縁だ。

　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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