さわやかな晴天の今日、お出かけになった方も多いかと思い
ます。 私は、ツツジの寺で知られる東京・青梅市の塩船観音寺
へ出かけました。
最寄り駅は、JR青梅線河辺(かべ)駅か東青梅駅です。私は、
河辺駅で下車しました。駅の北側に、26日にオープンしたばかり
の東急があり、そこで弁当を調達して、北に向かいます。
東急の横から、電線を地中化した幅広い市道を1km近く進み、
突き当たりのT字路の少し東側から住宅街を北に入ります。
霞川の橋からは、奥多摩の山のよい目印になる大岳山などの
山並みが望まれます。
豊富な杉木立に囲まれた春日神社や、吹上小、吹上中などの
横を通過、観光客でにぎわう塩船観音寺の山門前に着きました。
塩船観音寺は、大化年間(645~650)に若狭国の八百比丘
尼が1寸8分の千手観音を安置したのが開山と伝えられる古寺
で、貞観年間(859~877)には安然和尚が十二の坊舎を建て、
興隆を極めたと伝えられているようです。
国重文の阿弥陀堂(上)に参拝し、左横を進むと東京都天然記
念物の大杉が2本立っています。左の木は、幹回り9.6m、高さ
38.6mあり、都内有数の杉の巨樹です。
山門同様かやぶき屋根の薬師堂(下)の上に、これもかやぶき
屋根で国重文の本堂がありますが、本堂は修復中でした。
本堂の左手に回ると、護摩堂弘誓閣を馬蹄形に囲むようにして、
背後の斜面がたくさんのツツジに彩られていました。
全体的には少し早めですが、右(東)から斜面の遊歩道を展望
台まで上がります。
奥多摩の山並みの向こうに、真っ白な富士山の上だけが望まれ
ました。
西斜面から対面のツツジを見下ろしながら下り、途中で昼食に
しました。
5月3日の大祭には、本尊の開扉や、柴灯護摩供、火渡り荒行
などが行われるとのこと、いっそう賑わうことでしょう。
なお、塩船観音寺は、関東八十八ヶ所霊場の第72番霊場と
なっていることを知りました。
関東1都6県にわたり、四国八十八ヶ所より長い、1550kmに
及ぶという霊場めぐりにも、興味が湧いてきました。
ます。 私は、ツツジの寺で知られる東京・青梅市の塩船観音寺
へ出かけました。
最寄り駅は、JR青梅線河辺(かべ)駅か東青梅駅です。私は、
河辺駅で下車しました。駅の北側に、26日にオープンしたばかり
の東急があり、そこで弁当を調達して、北に向かいます。
東急の横から、電線を地中化した幅広い市道を1km近く進み、
突き当たりのT字路の少し東側から住宅街を北に入ります。
霞川の橋からは、奥多摩の山のよい目印になる大岳山などの
山並みが望まれます。
豊富な杉木立に囲まれた春日神社や、吹上小、吹上中などの
横を通過、観光客でにぎわう塩船観音寺の山門前に着きました。
塩船観音寺は、大化年間(645~650)に若狭国の八百比丘
尼が1寸8分の千手観音を安置したのが開山と伝えられる古寺
で、貞観年間(859~877)には安然和尚が十二の坊舎を建て、
興隆を極めたと伝えられているようです。
国重文の阿弥陀堂(上)に参拝し、左横を進むと東京都天然記
念物の大杉が2本立っています。左の木は、幹回り9.6m、高さ
38.6mあり、都内有数の杉の巨樹です。
山門同様かやぶき屋根の薬師堂(下)の上に、これもかやぶき
屋根で国重文の本堂がありますが、本堂は修復中でした。
本堂の左手に回ると、護摩堂弘誓閣を馬蹄形に囲むようにして、
背後の斜面がたくさんのツツジに彩られていました。
全体的には少し早めですが、右(東)から斜面の遊歩道を展望
台まで上がります。
奥多摩の山並みの向こうに、真っ白な富士山の上だけが望まれ
ました。
西斜面から対面のツツジを見下ろしながら下り、途中で昼食に
しました。
5月3日の大祭には、本尊の開扉や、柴灯護摩供、火渡り荒行
などが行われるとのこと、いっそう賑わうことでしょう。
なお、塩船観音寺は、関東八十八ヶ所霊場の第72番霊場と
なっていることを知りました。
関東1都6県にわたり、四国八十八ヶ所より長い、1550kmに
及ぶという霊場めぐりにも、興味が湧いてきました。