あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

明日から南会津・下郷町へ

2009-05-22 22:46:37 | Weblog
 明日、5月23日(土)から24日(日)にかけて、福島県南会津地方の
下郷町へ、1泊のウオーキング合宿に出かけます。
 
 可能ならモブログで簡単に投稿しますが、レポートは来週となります。
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上田市内と別所温泉を歩く(長野) 〈続き〉

2009-05-22 10:30:31 | ウオーキング
 2009年5月9日(土)〈続き〉

 =別所温泉の社寺をめぐる=


 
 上田駅から15時2分発上田電鉄別所線の2両の電車に乗り、15時
29分に終点の別所温泉で下車する。

 駅前の通りを西に向かう。郵便局前を過ぎ、常楽寺に向かって真っ直
ぐな道は、少しずつ高度を上げる。両側に小さいが精巧な木造の社が
並んでいた。平成6年に再建されたという仁王堂である。


 山腹まで上がり、常楽寺に入る前に右手急斜面を少し上がり、アカマ
ツに囲まれた別所神社へ。


 天明8年(1878)再建と考えられるという本殿は、上田市指定文化
財。屋根下の精巧な木組みや彫刻が目につく。



 拝殿右手には大きな舞台があり、新緑の山並みとそれに囲まれた
別所温泉街の展望がよい。


 左手赤松林の中には、2つの小さい社もあった。


 参道に戻ってすぐ先が常楽寺。石段を上がると、緩やかな円みを帯び
た、かやぶき寄せ棟造りの本堂が、どっしりと建つ。


 本堂の格天井には、花の絵が描かれていた。


 別所温泉を開いた慈覚大師の開山と伝えられ、この後回る北向観音
堂の本坊だという。本堂前に、長さ18.2m、幅10.3m、高さ6.2m、
樹齢300年という御船の松が、みごとな枝振りを見せている。


 境内は樹木が多く、モミジの新緑が気持ちよい。


 本堂裏山の杉木立を上がると、国重文に指定された石造多宝塔があ
るというが、私は省略した。

 石段を下り、斜面に沿って右手に回り込んで次の安楽寺へ。

 本堂左手の斜面を上がると、長野県最初の国宝、八角三重塔がある。
建立年代は明らかではないが、安楽寺の歴史的背景から、鎌倉時代末
期以外は考えられないという。

 八角の三重塔は国内でただ一つという、珍しい造りである。

 ここも山を背後に新緑が豊富。本堂背後の大きなシャクナゲが、白い
花をいっぱい付けていた。


 
 温泉街に下り、土産門店の並ぶ細い通りを進んで、今日の最後、北向
観音に参拝する。本尊は千手千眼観世音菩薩。南向きの善光寺に相対
しているようだ。

 厄除観音として、昔から全国の人々の信仰を集め、節分には数万人の
人手とか。さほど広くない境内にそんなに人が来たら、どんな混雑なの
か、想像もつかない。

 鐘楼の背後に、樹高約22m、枝張り約14m、樹齢1,200年、川口
松太郎が名づけたことで知られる「愛染かつら」が、枝をいっぱいに広
げて立つていた(鐘楼の背後)。

 長野県天然記念物でもある。

 17時近くなったので宿に向かうことにする。東側の車道に下り、車道
を南に上がって、17時9分に宿泊する旅館晴山(せいざん)に着いた。

(参加 15人、天気 快晴、距離 2.5+4.5㎞、地図(1/2.5万)
 上田、別所温泉、歩行地 上田市)
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