あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

ユースホステル発祥の地・アルテナを訪ねる②

2010-01-12 21:23:17 | ドイツいろいろ
 今日首都圏は、久しぶりの雨か雪、わが家周辺も最初はミゾレ模様でした
が、あとは雨になりました。ずっと晴天続きだったので傘を差して歩いたのは、
ほぼ1か月前の12月11日以来でした。

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 昨年8月15日(土)、世界最初のユースホステルとなった、ドイツ中西部
アルテナの町の高台にある、アルテナ城を訪ねました。

 城門を入って、緩い斜面を上がった中庭左手の建物、


 中庭右側のこの建物が、世界初のユースホステル。


 ユースホステル100年の歴史を記しています。

 下の文字、「JUGENDHERBERG」が、ドイツ語のユースホステル、真ん中の
「JH」がその略称です。

 建物に入ると、当時のままの木製のベッドが残っていました。

 上は3段ベッド、下は2段ベッド。


 食堂だったところ、ここも重厚な木製のテーブルやイスが、当時をしのばせ
ます。


 別の部屋には、創立者・リヒャルト・シルマン愛用の靴とカバンが展示されて
いました。


 この建物は博物館にもなっているので、幾つかの部屋を回ってみました。
 これは、歴代の城主の像でしょうか。


 建物の多くの窓は、ステンドグラスになっています。


 これは暖炉のようです。


 城内の小さな礼拝堂。


 このような銃器のほか、家具調度品や城の模型なども展示されていました。


 中庭に出ると、私たちと同じ頃来た着飾った少女が残っていたので、やまさん
が彼女たちを描いて、その絵と一緒に記念撮影をしました。


 そのあと、用意してきた「シルマンとアルテナ」の紙芝居を、山浦敬子さんの
ドイツ語によるセリフと、児玉さんのヴァイオリン伴奏付きで上演しました。

 シルマンゆかりの地で、その紙芝居を上演するという、ユースホステル創設
100年記念の旅の、ハイライトともいうべきひとときでした。


 城内の観覧、昼食、紙芝居の上演などでゆっくり過ごし、13時半過ぎに、
アルテナ城を去りました。  (続く)
コメント
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