あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

カントリーウオーク逆井(千葉)

2009-07-16 22:02:20 | カントリーウオーク
 7月14日(火)、関東甲信は「梅雨明けと見られる」との発表がありま
した。いよいよ暑さも本番です。15日(水)、東京・御茶ノ水駅を降りた
ら、近くの東京医科歯科大の構内で鳴くミンミンゼミの声を、今年はじめ
て聞きました。

 今回は、5年前の2004年7月初めに歩いたカントリーウオークのレポ
ートです。当時はまだ、フィルムカメラで撮ったものです。

==============================

 2004年7月4日(日)

 カントリーウオークグループの第115回例会で、柏市から松戸市にかけ
ての下総(しもうさ)台地の一端を歩いた。

 集合は東武野田線 逆井(さかさい)駅に10時。だが私は、目覚ましのセ
ットを間違えて遅刻、皆さんの出発後に着き、10時25分、1人で昼食地
を目指した。

 =緑陰を選んで21世紀の森へ=

 まず地形図で、大きな本堂のありそうな南側のお寺を目指す。昔は農道
だったと思われるゆるいカーブの道。穂の出たトウモロコシやノカンゾウの
花を見ながら進む。

 逆井中の西から逆井天神の交差点へ出て、竹林と、うっそうとした森の
間を南に出て、寺の回りを一周して北側から観音寺に入った。

 門前に「四国第69番」の古い石碑、江戸時代は本多氏の藤心陣屋の
門だったという趣ある山門をくぐると、モミジやケヤキ、ツツジ、梅などが
植え込まれた緑あふれる庭がある。

 本堂は比較的新しいが、大きくて見栄えがある。

 本堂前にたくさんのボタンとあじさいがあり、ボタンの寺として近在の人
には知られているようだ。

 寺の西、交差点そばの矢口家は、太いケヤキの保護樹木などに囲まれ、
りっぱな屋敷林が残っている。柏陵高入口交差点の北側にはわずかに田
んぼがあった。

 緑陰が涼しい土南部小の南を南西に進むと、南部公園があり、道路沿
いに緑の帯が続く。向かい風が爽やか。新並木通り交差点を左折、林の
先を下ってT字路を右折、養護学校の前に出る。

 色々な花が咲く金ヶ作小の北側の細道を西に進み、林の中の土の道へ。


 突き当たりはブドウ畑、まだ緑色だが実がたくさん付いていた。ブドウ
畑と屋敷林の間を北に抜け、畑や林の残る金ヶ作の集落を西に向かう。

 フィールドアスレチック施設のある公園があった。あとからKさんにもら
った地図によれば金ヶ作公園。12時が近いので園内には入らず、先を
急いだ。

 交通量の多そうな県道51号を避け、西側を平行する旧道を南西に向
かい、千葉西病院のそばから林間の道路を下って、昼食地の「21世紀
の森公園」に入った。

 園内を南北に貫く高架橋の西に抜け、千駄堀池の南端にあるパークセ
ンターに12時10分に着いた。付近の芝生などを眺めたが、メンバーらし
い姿は見えない。

 パークセンターに入って、展示や写真展を見てもう一度芝生の方に向か
ったら、I さんとSさんから声をかけられた。手首を複雑骨折した I さんは、
Sさんと一緒に別行動で来たという。

 間もなく1組着いたので木陰の芝生にシートを敷き、千駄堀池や緑の林
を眺めながら昼食を始める。そのうちに全グループが到着した。


 =21世紀の森公園南側を散策= 

 今回は、暑さを避けて14時半まで休憩するとのこと。シートに横になっ
て昼寝する人もいる。私は園内を少し散策することにした。

 千駄堀池の南側は花が一杯。その南側、みどりの里には池が二つあり、
こどもたちがザリガニ釣りに夢中。公園の南口の先、JR武蔵野線線路の
先は、アジサイとガクアジサイがたくさん咲いていた。

 芝生が広がる、つどいの広場の縁を回って生命の森に入る。林間は陽
が差さず風が涼しい。

 縄文の森には、復元したかやぶきの竪穴住居が3棟あった。

 林間を北に下って千駄堀池際に戻る。

 =千駄堀の林を抜けて馬橋へ=  


 記念撮影をして14時30分過ぎに出発した。


 みどりの里と呼ぶ一帯を回って南口から出て、そばにある旧家・安蒜
(あんびる)家の長屋門を見る。

 天保11年(1840)の建築、部屋付きの門で、農村部でも村役人など
特定の農民のみに、建築が許されたという。

 JR武蔵野線の西に回り、千駄堀の平地林へ。涼しい林間を西から北
に回って千駄堀集落に入る。三差路に、元禄13年(1700)と明和4年
(1767)の青面金剛像があった。


 千駄堀トンネル東の林の中で、暑さを避けて休憩したが、蚊が多い。
トンネルの南を西に向かう。

 中和倉の住宅地を抜け、国道6号の西にある馬橋(まばし)に寄る。

 江戸時代は水戸街道の橋だったというが、いまは脇道の小さな流れ
にかかる古いコンクリート橋である。

 馬橋駅入口を通過して少し先の萬満寺へ。水戸街道きっての古寺で、
仁王門の金剛力士像は運慶作といわれ、国の重要文化財である。

 黒松が並ぶ参道の奥にもう一つ門がある。大きな本堂は、最近の再建
らしい。


 ゴールの馬橋駅には、16時7分に着いた。

(参加 21人、天気 快晴、距離 11㎞、地図(1/2.5万) 松戸、歩行
 地 柏市、松戸市)
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カントリーウオーク所沢(埼玉)

2009-07-14 10:45:20 | カントリーウオーク
 2009年7月12日(日)



 埼玉県内を中心にカントリーウオークをしているグループの第165回目
の例会。雨が心配されたが、何とか持ちそう。集合地の西武池袋線と新
宿線の交差駅、所沢駅西口を10時10分にスタートした。
 
 =八国山緑地から荒幡富士へ=
 
 広い敷地に建物も残る旧西武鉄道の車両工場横を進み、国道463号
を横断する。西武池袋線の大カーブ点の線路下をくぐり、まず、久米の
長久寺へ。

 関東では珍しい時宗の寺で、本堂前に一遍上人像がある。江戸中期
の廻国行者(かいこくぎようじや)が建てた廻国供養塔が薬師堂に祭られ、
市保存樹のケヤキや、古木の桜などが立つ。

 境内の一角にある小さめの社は豊川稲荷で、短い参道に赤いのぼりが
たくさん並んでいた。

 市道南側の住宅地に入ったが、柳瀬川を越える橋がない。西の方に回
って吾妻橋を渡り、松が丘一丁目の戸建て住宅地から狭山丘陵の都県
境を走る緑道に上がる。

 緑いっぱいの広葉樹林下を少し戻って将軍塚へ。元弘3年(1333)、
鎌倉幕府を倒そうと挙兵した新田義貞が、ここで塚に旗を立てたことから
将軍塚と呼ばれるようになったという。


 映画「剣岳 点の記」を最近見た人が多いというので、地図に記された
89.lmの三角点を探す。少し先まで行ったが見つからず、戻って塚の
すぐ近くの踏み跡を分け入ったら三等三角点があった。

 狭山丘陵の東端に位置するこの稜線は、かつて8か国が望めたことか
ら八国山と呼ばれるが、いまは豊富な広葉樹林に覆われ見晴らしはない。
しかし稜線の土道は暑さを遮り気持ちよい緑陰が続く。

 カーブの多い緑道を500m余りで、標識に従い再び松が丘一丁目の住
宅地に下る。北側に連なるもう一つの丘陵の緑陰を上がって、鳩宮八幡
神社に行く。

 延喜21年(921)、京都の石清水(いわしみず)八幡宮を勧請(かんじょ
う)したという古社。新田義貞も鎌倉攻めの前、参拝して戦勝を祈願したと
伝えられているようだ。

 南側にある久米水天宮は、正月にだるま市で賑わうところ。社殿に10
数個のだるまが奉納されていた。


 屋根付きの休み処があったので休憩して、水分補給をする。

 二つの神社に続く荒幡市民の森の緑陰を進むと、ナショナルトラストと
して獲得したトトロの森2号地がある。


 水道タンクの先で県道に下り、大きな本堂の光蔵寺へ。境内右手の、
「聞くぞう地蔵尊」が、嬉しいこと、悲しいこと、ぐちなど何でも聞きますと、
座って待っていた。


 光蔵寺の右側を入り、西武園ゴルフ場の北側ネット沿いに進む。最後は
だらだら坂を上がり、12時35分に荒幡富士に着いた↓。

 荒幡富士は、明治17年(1884)から約15年かけて地元氏子がつくっ
た人口の富士山。ジグザグに上がった山頂の標高は119m。晴れた日は
本物の富士山や、丹沢、奥多摩などの山々が見えるのだが、今日は霞ん
でいる。

 しかし狭山丘陵の豊富な緑やゴール地の西武ドーム、新宿副都心の
ビル群などが望まれる。山ろくの浅間神社そばの東屋(あずまや)が昼
食地。東屋や横の草の上で食事をした。

 すぐ横の林間には、「狭山丘陵いきものふれあいの里センター」の建物
がある。

 狭山丘陵の動植物などが展示されているので、昼食後、適宜館内を
観覧した。
 
 =西武園ゴルフ場沿いを西武球場まで=


 荒幡富士を背に記念撮影をして、13時55分、全員で午後のコースに
向かう。傍らの荒幡市民の森で私が撮った写真が、昨年幹書房から刊行
された「狭山丘陵見て歩き」の表紙に使われたので、その場所を確認して
もらう。

 再び西武園ゴルフ場の北側沿いを進むと、そばの住宅の2戸の庭先に、
鉢植えと地植えの花がたくさん咲いている。

 こんなに多くの花で彩られた民家は珍しい。花好きの方が丹念に育て
ておられるものと思われる。


 その先は、林間のやや急な坂を上がる。
 

 斜面上部には、ネムノキが花を開いていた。


 西武多摩湖線の遊園地西駅近くに上がり、信号際のコンビニで小休止。
林間は涼しいが、陽の当たる場所に出ると蒸し暑い。

 さらにゴルフ場沿いを下り、住宅地の先のトトロの森6号地横から林間の
急坂を上り下りする。


 北側の住宅地をU字状に回り、木陰で水分補給のためにもう一度小休
止した。

 再び林間に入り、うっそうとした広葉樹林下を上り下りして、菩提樹田ん
ぼと呼ぶ谷地の田んぼ際に下った。


 谷地の間を上がり、狭山湖畔霊園に出て、最後の休憩をして、霊園の
西端に出る。

 住宅地の横を下って西武狭山線のガードをくぐる。ゴールの西武球場
前駅には、15時56分に着いた。ちょうどデーゲームのライオンズーオリ
ックス戦が終わったところで、たくさんの人が駅に向かって出てきた。

 駅前広場のパラソルの下でミーティングをしたが、まだ人並みは多い。
時間稼ぎをすることにして、近くのコンビニで飲物やつまみを買い、しば
らく歓談を続ける。

 すっかり人気の無くなった18時過ぎに切り上げ、池袋行き直通電車で
帰路についた。

(参加 17人、天気 曇時々晴、距離 10㎞、地図 所沢、歩行地
 所沢市、東村山市)
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所沢から西武球場へカントリーウオーク(埼玉)

2009-07-12 23:00:34 | Weblog
 今日、7月12日(日)は、埼玉県内を中心にカントリーウオークをして
いるグループの7月例会で、西武線所沢駅から西武球場前駅まで歩き
ました。

 詳細レポートは別途とし、写真3枚だけの速報とします。

 昼食地の荒幡富士からの展望。正面はゴールそばの西武ドーム。


 その荒幡富士を背に記念撮影。カメラの私を入れて、参加者は17人
でした。


 午後歩いた西武園ゴルフ場近くの、花いっぱいの民家の一角。

 このほかにも、たくさんの鉢植えや地植えの花が咲き競っていました。

 西武球場前駅にゴールしたら、ちょうどライオンズ-オリックス戦が終
わったところ。観客がたくさん駅に向かってきたので、われわれは、それ
を避け、駅前広場にあった大きなパラソルの下の机と椅子を借りて、近く
のコンビニから飲物とつまみを仕入れて、しばらくの間、歓談。

 ほとんど人が居なくなった18時過ぎ、帰路につきました。
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「暮らしに息づく京都1200年の文化資産」講座へ(東京)

2009-07-11 22:39:22 | Weblog
 今日、7月11日(土)午後、東京駅八重洲口に近い鉄鋼ビルB1に
ある旅の図書館主催、第7回「旅の図書館」講座に出かけ、タイトルの
講座を受講してきました。


 講師は、NPO法人遊悠舎京すずめ理事長、京都観光文化研究所長
などをされている土居好江さん。


 前半は、「遊悠舎京すずめ」の活動についての話。

 「遊悠舎京すずめ」は、京都の奥深い魅力を暮らしの中から発掘・発
信し、京都の普遍的なこころを伝えるために、活動しているようです。

 そのため、2002年から幾つかのカリキュラムで、京都に残る伝統
文化を現地・現場で学ぶ「京すずめ学校」を開催してきました。

 例えば、「京都水物語」では、京の名水が育む豆腐づくりの店、琵琶
湖疎水を引き入れた庭園など、「京都土物語」では、西本願寺御影堂の
修復工事現場で瓦の文化史を、「京都木・物語」では、香道の歴史を探
り、庭師・11代小川治兵衛氏のつくった無鄰庵での話、「京都火「灯」
物語」では、和ロウソクの伝統を守る方、1200年の法灯を守る延暦寺
での講話、「京都愛物語」では、紫式部の愛した京都御所のなかの建
物、黒澤明の愛した京の宿石原など、現場でその道の達人などから学
ぶ講座を続けてきたことを話されました。

 後半は、タイトルに沿った話として、自然の持つエネルギーを最大限
引き出した京の文化、響存の文化、先進都市京都の文化、京の食文化
や京名産のことなど、京都の自然や名水などを生かして長い伝統を守っ
ている幾つかの事例を紹介し、これらが環境問題解決のヒントにもなる
とも言われました。

 配られたレジメの中に、「京都の老舗創業番付」がありましたが、それ
によれば、横綱は仁和年間(885~9)創業の仏具店と、長保2年
(1000)創業のあぶり餅の店、番付最後の序の口でも、慶安3年
(1650)創業の陶芸店と承応年間(1652~5)の茶道菓子店で、
それ以下は番付外となっていて、いかに京都の老舗が古くから続いて
いるのか、その一端が分かりました。

 下の写真は、参加者に配られた日本最古の飴という「桂飴」で、20代
の学生さんに配っても「懐かしい飴」と言われるとのことでした。


 1時間半の話でしたが、京都に息づく1200年の文化遺産の奥深さと、
それら伝統を伝え残してきた京の数々の人々のこと、それらを掘り出して
発信しようとしている遊悠舎京すずめの活動などに感心するとともに、京都
の魅力を再発見した講座でした。 

 講座を終え、八重洲口交差点にある京都のアンテナショップ「京都館」
にも寄ってきました。


 ちょうどいま、京都は祇園祭の最中で、ウインドウには、祇園祭りの
うちわや、祇園山鉾のミニセットなどが並んでいました。




 ちなみに、遊悠舎京すずめの催しには、会員外でも参加できるとのこと
で、活動状況などは下の Web Site にアクセスしてご覧下さい。
  http://www.kyosuzume.or.jp/
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埼玉西武ライオンズ-オリックス戦観戦に

2009-07-10 23:27:19 | 所沢だより
 2009年7月10日(金)

 毎日夕食に納豆を食べているのですが、「納豆の日」の今日は、食べ
損なってしまいました。

 なぜかというと、18時から西武ドーム球場で行われた、埼玉西武ライ
オンズ-オリックス戦を観戦に出かけたからです。


 ライオンズの全盛時代の1980~90年代、西武ライオンズ後援会にも
入っていて、西武球場にはよく出かけていたのですが、ドーム球場になっ
てからは、いつ行ったか思い出せません。

 今日は、連れ合いが友人から2枚チケットをもらったので、久しぶりの
ドーム球場での観戦でした。


 入口で、こんな新聞をもらいました。清原がライオンズに入団した年、
1986年(昭和61年)5月23日のスポニチです。

 「AK砲」と呼ばれた秋山(現ソフトバンク監督)と清原が同じ試合に
ホームランを打った初めての日のようです。その後、AK砲で勝った日
は、数えきれぬほどありました。
 
 その裏面は、3年前の1983年6月4日のスポニチで、今日の対戦
相手、オリックスブレーブスの前身、阪急ブレーブスの福本選手が、
通算盗塁数で世界一になったことを報じています。

 この試合は、西武11-7阪急で、勝った西武ライオンズは、太田と
石毛が2本ずつ、西岡、田淵も打って6本の本塁打が飛び出ています。

 当時の西武球場では、ライオンズの選手がホームランを打つと、花火
が上がり、わが家でも見ることが出来たものです。

 入場した3塁側ベンチサイドシートからの眺め。

 すぐ右は、ネット裏のボックス席でした。


 ライオンズの選手入場は、チアガールの間から。今日は、現在の黒を
ベースのユニフォームでなく、全盛時代のブルーのを着用しています。


 西武ドームは、他のドーム球場と違って、スタンドと屋根の間が吹き
抜けで、周辺の木々などが眺められます。6時40分ころ、ライト側外野
席には、夕日が差し込んできました。


 1回裏、ライオンズが2点先制して喜ぶ1塁側内野席。


 外からチョウチョウが入ってきて、バックネットに止まりました。

 バッターの左足下に見える黒いチョウ↑


 4回にオリックスが3点取って逆転、5回裏ライオンズが同点に追い
つき、再び1塁側グランドに大歓声が。


 同点のままラッキー7を迎え、応援にも力が入ります。


 オリックスは8回表に2点を追加。しかしライオンズのクリーンナップ
からは快音が聞こえず、ホームラン・打点ともリーグトップの「おかわり
君」こと中村選手もノーヒットでした。


 オリックスが9回表にも1点を加え、6-3で勝ち、ライオンズの7連勝
はなりませんでした。

 試合終了は21時20分ころ、3時間20分の長丁場でした。
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JR東日本「大人の休日倶楽部」の割安きっぷ

2009-07-08 22:12:48 | 鉄道
 JR東日本の「ジパング倶楽部」会員を対象に、プラスαのサービスを
している「大人の休日倶楽部会員パス」メンバー向けに、この夏の休日
などに割安に利用できるきっぷを発売中です。

 ひとつは、1日乗り放題の「ホリデーパス」。通常のホリデーパスは誰で
も買えるきっぷで、休日に下記エリア内を乗り降り自由で2,300円ですが、
この大人の休日倶楽部会員パス所持者は、期間限定ながら1,000円で
購入できます。

 利用期間は、7月4~5日、11~12日、18~26日、9月12~13日、
19~23日、26~27日です。

 購入できるのは、フリーエリア内のJR東日本の主な駅の指定券発売
機のみで、「大人の休日倶楽部カード」(クレジットカード)が必要です。

 もう一つは、2日間乗り放題の「ツーデー・パス」で、下の地図のエリア
内の乗り降りが自由で3,500円なので、利用の仕方によってはかなり
お得なきっぷです。

 7月20日~8月31日の毎日と、9月の土曜、休日の連続する2日間
利用できます。

 新潟県のほくほく線内とか、郡山や会津若松、中央線の下諏訪など、
かなり遠距離までカバーしています。

 発売箇所は、フリーエリア内のJR東日本の主な駅の指定席券発売
機、びゅうぷらざ、そしてみどりの窓口です。

 いずれも、フリーエリア内の普通列車(快速を含む)、普通車自由席が
利用できますが、新幹線や特急列車を利用する場合は、別に特急券を
購入する必要があります。

 「大人の休日倶楽部会員パス」をお持ちの方、マイカーにて高速料金
1,000円で行く方法もありますが、混雑とCo2排出量の削減を考えて、
このきっぷを利用した夏旅を計画されてはいかがでしょうか。
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『歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 刊行中

2009-07-07 22:46:40 | 鉄道
 6月1日付当ブログにて、『鉄道 絶景の旅』という週刊グラフ誌の
創刊号付録のことを紹介しましたが、似たような鉄道関係の週刊グラ
フ誌が6月から刊行を始めました。

 朝日新聞出版発行の、『歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』という
ものです。

 国鉄とJRの、廃止になった路線を含めて約300路線を50号に分け
て取り上げる予定で、創刊号と2号がすでに発刊されています。

 創刊号は言わずもがなの東海道本線。全線590㎞の中の懐かしい
鉄道風景や、湘南電車の変遷、70万分の1の正尺路線図、開業まで
の歴史や裏話、往年と現在の車両紹介など、幅広く東海道本線の魅
力を紹介しています。

(上と下の写真は、表紙がスキャナーより幅広のため、右側が欠けて
おりますが、ご容赦下さい。)

 創刊2号は、九州南部の熊本と鹿児島を結ぶ肥薩線と、それにから
む吉都線、三角線です。

 この号では、「日本三大車窓」として知られる矢岳越えのスイッチ
バックとループ線付近の展望を初め、鹿児島本線として開業した肥薩
線の歴史、肥薩線と途中から分かれる吉都(きっと)線や、熊本の
宇土半島に向かう三角(みすみ)線、廃線になった山野線、宮之城線、
湯前線の紹介や、往年と現在の車両などが盛りこまれています。

 創刊号と創刊2号は、付録としてJRの鉄道路線地図が、東日本編
と西日本編とに分かれて付いています。

 東日本編は、北海道から長野県を南北に走る大糸線や飯田線
付近まで、西日本編はそれ以西の九州までを、やはり正尺(距離
と方位を正しく表示)で示しています。

 巻末には、全駅名一覧があり、駅間距離と駅名の読み方も分か
るようになっています。

 全頁カラーで写真もきれいなので、鉄道ファンだけでなく、鉄道旅
を好む方にも、魅力的な冊子かと思います。

 3号は、飯田線、身延線、小海線で7月14日(火)の発売、以下
順次50号の東北・上越(長野)・北陸・秋田・山形の革新幹線まで、
刊行予定です。

 創刊号は特価390円、2号以下は580円です。
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第9回葛飾探見歩行(新小岩~青戸)(東京)

2009-07-05 23:02:02 | ウオーキング
 すでに2か月以上になり、遅くなりましたが、昭和の日の4月29日
に歩いた葛飾探見歩行のレポートです。

============================

 2009年4月29日(水・祝)



 快晴の昭和の日、総武線新小岩駅北口に集まったのは8人。記念
撮影をして、10時ちょうどにスタートする。


 南口に回ると、駅前の交番のそば広場に、トランペット吹きと楽譜の
彫刻があった。


 新小岩一丁目を貫くりっぱなアーケードの商店街、ルミエールに入る。
各地にシャッターを下ろした商店街が多いが、ここは活気に満ちていた。


 区境でアーケードは終わり、江戸川区に少し入った松島3丁目に、大相
撲の鏡山部屋があった。玄関前で清掃をしていた青ノ里さんと記念撮影。


 新小岩3丁目に入り、葛飾区最南端にある住宅を探した結果、この家で
あることを確認した。そばの小松川を挟んで、南側は江戸川区になる。


 その小松川の流れは葛飾区と江戸川区の区境になっていて、流れに沿
って、小松川境川親水公園の緑陰が3.5㎞続いている。

 この近く、左手に「鏡山部屋」の看板の残る、もとの建物があった。
緑道を北に向かうと、流れでザリガニ取りをする小学生もいる。


 鹿骨街道が流れを横断するところで、緑道は終わった。その先の暗渠
(あんきょ)に沿ってさらに進む。JR総武線の線路際に出ると、ミニ公園
にサクランボが色づいていた。


 その先の環七通りに上がり、総武陸橋で総武線の北に回って、奥戸
4丁目の東奥戸集い交流館のそばにあった公園で昼食にする。

 広いサニーゴルフ練習場の南に回ると、天祖神社があった。社殿は
鉄筋コンクリートの端正な造り。 


 南側に回り、大きな本堂が目につく正福寺へ。本堂背後に樹木はない
が、広い境内には、樹齢420年というスダジイの大木など、緑が多い。


 境内にある子育て地蔵は、子どもを抱いた珍しい造りで、このような
お地蔵さんは初めて。そばの水子地蔵も、子どもを抱いていた。 


 「古代の湯」の看板の出た大きな天然温泉のビルの横を西に入る。
山浦敬子さんの勤務先という東奥戸小の横を過ぎ、緑に囲まれた森永
乳業の広い工場の東から北を回り、中川の左岸堤防際へ。

 堤防のそばに、南葛弘法大師と森市福地蔵尊の旗の立つ2つの小さな
社があり、般若心経を絵文字で記した「絵心経」が掲げてあった。


 中川左岸堤防を上流に向かう。堤防には高いコンクリートが張られていて、
小学生低学年の子には、流れがのぞけない。

 大きくS字状にカーブする流れの2つめのカーブまで進むと、桜並木や芝
生の豊富な公園があり、その先には葛飾区総合スポーツセンターの体育館
も見える。

 木陰のない堤防を来て、暑い日差しが気になったので、桜の下の緑陰の
ベンチで小休止。陸上競技場の横を進んで体育館に入り、スポーツ関係の
展示を見た。

 体育館の北側を走る奥戸橋を渡り、中川右岸を少し折り返す。とげぬき
地蔵尊の先の南蔵院は、再建したばかりで真新しい本堂。

 
 とげぬき地蔵尊まで戻り、北に少しで、安倍晴明により勧請された東京
でただひとつの神社という、熊野神社にお参りする。

 社殿の両側背後に、高さ約25m、樹齢300年前後という大クスが豊富
な枝を高く伸ばしている。


 北に隣接の幼稚園には、ポニーなどの動物が飼育されていた。

 大正か昭和初期の建築かと思われる古い商店や民家の残る青戸1丁
目に入り、15時20分に京成電鉄の青砥駅にゴールした。

(参加 8人、天気 快晴、距離 10㎞、地図(1/2.5万) 東京首部、
 歩行地 葛飾区、歩数 16,900)
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散歩道などに咲く初夏の花(2)(埼玉・所沢)

2009-07-04 22:42:07 | 所沢だより
 2009年7月4日(土)

 今日は、もとの職場のOB会の会報配達で、所沢市西南部を13㎞
ほど回りました。

 沿道に、先日とは違う花がいろいろ咲いていたので、紹介します。

 狭山湖に近い畑に咲く花。


 この花も、同じ畑に咲いていました。


 近くにあったアガパンサス。


 これは何の花なんでしょうか。


 この花の名も知りません。


 狭山湖に近い広葉樹林に咲くトラノオ。毎年群落になって同じ場所
に咲いています。 


 住宅の玄関先に咲くユリ。

 
 やはり玄関前のキキョウ。


 ここの家のムクゲは、ひとつしか咲いていませんでした。


 狭山湖からの水道道路の土手には、ノカンゾウが。




 大規模団地、椿峰団地の公園にあった木の花。


 別の民家にも、たくさんのユリが花を揃えて。


 民家の垣根に咲いていました。
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「日本の自然」写真展と「高野山」セミナーへ(東京)

2009-07-03 22:49:37 | Weblog
 2009年7月3日(金)

 日中は曇り空が続いた首都圏でした。午後、東京・千代田区の2つの
催しに行って来ました。

 最初は、東京メトロ丸ノ内線の淡路町駅に近い、オリンパスギャラリー
で開催中の、「第26回 日本の自然 写真コンテスト入賞作品展」へ。


 昨年募集して入賞した作品です。入賞作品の上位は、過日の朝日新聞
誌上でも紹介されていたので、ご覧になった方もおられると思います。

 上の作品展案内のはがきに写っている写真は、題名「ないしょばなし」で、
北海道の飯田さんによる最優秀賞作品です。

 ほかに、優秀作品数点と入選作品、都道府県別1位の作品などが展示
されています。山や海、鳥などの生き物、雪や氷、里や棚田などを対象に、
日本各地で撮った素晴らしい作品ばかりでした。

 このような作品を見ることが、私の写真撮影の上にも多少なりともヒント
になればと思い、毎年鑑賞に行っております。

 この催しは以下のように開催されます。

 オリンパスギャラリー東京(神田小川町交差点そば)は7月8日(水)
まで(日曜祝日休館)、10時~18時(最終日15時)

 オリンパスギャラリー大阪(地下鉄四つ橋線本町駅22,23番出口)
 7月16日(木)~29日(水)(土曜・日曜・祝日休館)、
 10時~18時(最終日15時)

 日本の美しい自然に興味を持っておられる方などは、お近くにお出かけ
の際、立ち寄ってご覧になったらいかがでしょうか。


 次は、15時から16時半まで、JR有楽町駅東口の東京交通会館3階
で開催された、わかやま喜集館(きしゅうかん)主催の円座(わろうだ)
セミナー『世界遺産「高野山」の楽しみ方』という催し。



 高野山金剛峯寺の宗務総長公室 薮 邦彦(やぶ ほうげん)氏によ
り、スライドを映写しながら、弘法大師・空海の生い立ち、空海と最澄と
の関係、密教や大日如来、曼陀羅、高野山の地形や町並み、歴史や
金剛峯寺の建物の紹介、奥の院や女人道、宿坊など、幅広く高野山
にまつわることを話されました。



 熱心に聞く参加者は、およそ70人くらいだったでしょうか。


 私は、昨年11月初めに2度目の高野山詣でをしており、おおよその
知識はあったので、目新しい話はありませんでしたが、お話を伺うこと
により高野山の魅力が一層理解でき、もう1度お参りしたいという気持
ちが強くなりました。

 この東京交通会館の地下1階には、和歌山県のアンテナショップで
ある和歌山喜集館があり、物産品の販売や、高野山、熊野三山、和歌
山市など県内観光地のパンフレットも入手できます。

 このビルには、北海道、長野県、富山県、滋賀県などのアンテナショ
ップもありますので、それらを回る楽しみもあります。
コメント
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