『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

ピカピカの一年生

2007-04-07 14:53:02 | Weblog

     

  卯花月・花残月と綺麗なよびかたをされる4月  庭の雪も消えタヌキが愛嬌のある顔を出して、ギョロ眼で庭を眺めている。君もず~っと庭で冬を過ごす故か随分逞しくなったね!  雪が消えるとアチコチの汚れが目立ち ゴミ拾い道路掃きと仕事に切れ間が無い 先日一度目のガラスは拭きましたが これで終わるわけではない まだ、風の冷たいこの時期のガラス拭きは堪えます。

 弥生三月孫の卒園式 あっという間に 卯花月の四月小学校入学此処に ジィジ、バァバも参加しました。私こそ、二人の子供の、入学式・卒業式を経験し、その成長振りに感激し涙しました。 が、夫は”働く戦士”で一度も経験していない。口には、出さなかったが、参加したかったようでした(この度感じた)

 真逆、孫の入学式に出席する!!信じられない事実です。 が参加して又驚き  子供の両親がお揃いでさへ驚きなのに両家の祖父母まで・・・時代の流れと言う事でしょうか?まぁ、その中の一組でした。 あちら、こちらで、ビデオを廻すお父さん達 それが、役目なのでしょう走り廻っています。「お疲れ様」 とんでも無い所へ足を踏み居れた様に錯覚しました。そして、如何に自分が時代錯誤しているか・・・思い知らされました。

  子供たちは、親の懐から、巣立ちの第一歩です。チョッピリ不安気で緊張した 顔・々・々・幼稚園では見せなかった もう一つの顔です 真っ直ぐな目は担任の先生の姿を追ってます。

 10時~11時30分までの時間でしたが、子供にとっては、随分と長く感じたことでしょう!・・・

 夫は初めての経験に満足の体です。誘われた時は二の足を踏みました。  ジジ莫迦ババ莫迦と言われるでしょうけど来て良かった、孫の巣立ちの第一歩をしっかり見ることが出来た。 この、貴重な時間は再び巡ってこないのです。大切に仕舞っても過ぎた時間は戻らない・・・色んなことが頭を過ぎります。

 出会いと、別れが交差する4月・・・長く雪に鎖されていた故でしょうこの、饒な卯花月が眩しい。

  ”ピカピカの一年生に倖あれ”