『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

藤原彰子

2009-01-24 17:28:40 | Weblog

 道新の一面に

 [平等院壁画に創健者の姿?]

 藤原頼通と見られる人物が描かれていることがわかったと言う。

 頼通と言えば、平安の頃一条天皇の中宮となった彰子の兄の筈。この頃は雅の世界でありながら、ドロドロとした人間関係と醜い争いが後を絶たない。

 いわゆる「紫式部」は彼女(彰子)の家庭教師で「清少納言」は彼女達の目の仇である「定子」の家庭教師。

 良い悪いは色々見方がありましょうけど、私個人的には「藤原道長」が、きらいです。
 彼の兄「道隆」が亡き後は自分の思うままで天皇に定子と言う后がいるのに、我が子彰子を嫁がせる。

 お金だけでなく権力をかさに来て、したい放題。でもそのお陰で今、平安の頃の壁画が見れるという・・・

 「まなざしは浄土へ」とある。

 大勢の人達を陥れた罪滅ぼしでしょうか・・・