十五夜お月様は過ぎました。 がウサギが頑張ってついたお餅です。
なんとも言えない神秘的なお月様・・・心の中まで見透かされてしまいそう。
庭ですだいていた虫たちの合唱が、聞かれなくなったなぁ・・・と思っていたら、今日「雪虫」が飛んでいました。
雪の妖精と言われるユキムシ!。
可愛いいと言うより「季節が変わって雪がくるんだ」と、やりきれなく、たまらなく淋しくなってしまう。
こうした事のなかで、生かされている私。
自然のなかで、流れに逆らわず生きていけたら、どんなにか素晴らしいでしょう・・・
秋の田の刈穂の 庵の笘をあらみ 我が衣手は 露にぬれつつ
天智天皇 (百人一首より)
田の脇の仮小屋(農機具・鍬、鋤・・の類)に宿っていると屋根の笘は目が粗いから 私の袖はしとしと落ちて来る夜露で、濡れてしまった・・・と言う意味のようです。